フォト
2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

Face Book

何でも掲示板です↓

“趣味の音楽関連”

無料ブログはココログ

2017年5月25日 (木)

映画とジャズの話、そのⅤ

映画とジャズの話、、、
今日はその最後となる、そのⅤ「死刑台のエレベーター」

51fj5keny5l300x378_2映画「死刑台のエレベーター」は、
1957年フランスの名匠ルイ・マル監督の
デビュー作。
主演:モーリス・ロネ、ジャンヌ・モロー、他。 

私が23歳(1965年)頃に観た古い映画だが、
当時はモダンジャズが好きになり始めた頃
で、この映画はその意味でも大変興味深い
映画だったし今 みてもカッコ良い映画だ!

映画そのものが非常にユニークな作品で、
1950年代末のフランスで台頭し始めていた
“新しい波”、つまり“ヌーヴェル・ヴァーグ”
の代表的作品 と云わていた新しい手法を使った異色の映画でもあった。

ルイ・マル監督はモダンジャズのトランペッター、マイルス・デイビスを起用
してこの映画を創った。ジャンヌ・モローが夜の街をさまようシーンで、
マイルス・デイビスのトランペットによる演奏や、敢えてブレる手持ちカメラ
で不安と焦燥感を表現する手法、そしてモノクロでの撮影などが異色!
主演女優ジャンヌ・モローのクールな顔立ちが今でも印象に残っている。

ストーリー、、、浮気社長婦人がその浮気相手に社長である自分の亭主を
殺させる話だが、殺しは思惑どおり成功したものの、犯行直後、帰り際に
乗ったエレベーターが途中で停止してしまう! 
映画の冒頭、ここまでの約10分間が実に綿密でスリリングなシーン、、、
そして、そこからこの完全犯罪のトリックが崩れていく、、、
              、、、そしてどんでん返しのラスト・シーンは、、、?


◎以下、映画の予告編をお楽しみあれ!



◎そして、、、もう一本!

不安の中で愛する男を探して夜の街を彷徨うジャンヌ・モロー、、、
バックにマイルスのトランペットが寂しく、そして侘しく漂っている♪




◎この“映画とジャズの話”シリーズは、、、

そのⅠ「黄金の腕」のみがアメリカ映画、しかし、そのⅡ「危険な関係」
そのⅢ「大運河」、そのⅣ「殺(や)られる」、そして今回シリーズ最後、、
そのⅤ「死刑台のエレベーター」、、、のいずれもフランス映画だった。

各項でも書いたが、サントラとしてのジャズはそれぞれ良かったが、
映画そのものが良かったのは最初の「黄金の腕」、そしてこの最後の
「死刑台のエレベーター」、、、残りの三作品は正直云って記憶に残る
ほどの内容ではなかった!^_^)

思えば、、、アメリカのジャズが本場以外の国で盛んと云えば、日本や
ヨーロッパ、特にフランスだろう。
フランスには昔からアメリカのジャズ・ミュージシャン達が移住もしている。
人種差別が激しいアメリカよりもフランスが住み心地が良かったのかも?

また、よく考えてみればジャズ発祥の地はアメリカのニューオリンズ、、、
ここは元々フランス移民の街で、ヌーヴェル(新しい)オルレアンと云う
意味だった。だから西洋音楽とアフリカのリズムが融合したジャズは、
フランス人とアフリカ人の混血、クレオールと呼ばれる人々によって更に
発展した。そんな歴史も現代フランスでジャズが盛んな理由なのかも?

それでは、、、?
何故日本人もフランス人に劣らずジャズが好きで盛んなのだろうか、、?
               、、、日本人とフランス人の感性?? ワカラン??
私個人的にはヨーロッパ・ジャズはあまり好きにはなれないが、
ことフランスだけは何となくアメリカにはない独特なジャズの雰囲気を
感じる事ができて好きだ。

因みに私の手持ちディスクの中でフランスのジャズ・ミュージシャンでは、、
ピアノのミシェル・ルグラン、ミシェル・ペトルチアーニ、サックスのバルネ・
ウィラン、、、等々。




◎手持ちの下記LP、これのA面が【死刑台のエレベーター】:
『Ascenseur Pour Lechafaud/シネ・ジャズ/マイルス~ブレイキ-』
                    FONTANA FON-5002,  1957/12/4~1958/11/ 録音

(パーソネルとサントラ曲名などは下右図のとおり)                 
Miles_2Photo_2

2017年5月18日 (木)

映画とジャズの話、そのⅣ

映画とジャズの話、そのⅣ「殺(や)られる」

前回の「大運河」を書いて思い出した個性派俳優、 ロベール・オッセン、、
この人の映画も「罪と罰」などたくさん観たが、ジャズをサントラ盤として
使った映画で有名なのがこのフランス映画の 「殺ら(や)れる」 だろう。

61png830rflエドゥアール・モリナロ監督のギャング、
ハード・ボイルド映画、ってジャンルか?
主演:ロベール・オッセン、
    マガリ・ノエル、、、など。

そして音楽担当があの「危険な関係」
担当したアート・ブレイキーとジャズ・
メッセンジャース。




、とくれば当然魅力的なジャズと誰しも思うだろう! そのとおり!
スタンダード・ジャズの名曲が数々、「ウィスパーノット」、「フェアウェザー」
等々、ベニー・ゴルソン作曲のハード・バップ・ジャズが満載!

如何にもギャング映画っぽく、不気味な雰囲気を持ったタイトルテーマ!
これを初めて聴いた時は背中がムズムズしたものだ!^_^)
しかし、映画そのものは大して印象に残るようなものではなかった!^_^)




417hzme56rlただ、フランスのギャング映画は
アメリカのそれより一味ちがって面白い。
この映画では高級売春組織が舞台の
スリリングな犯罪、そして上流階級の
紳士が実はクールで非情な悪党だった、
などなど、、、脇役俳優も魅力的。

ロベール・オッセンは凄味いっぱい、
女優達もエロチックな魅力を発散する
美人ぞろいだった事だけは印象に
残っている。




しかし、そんな事より何より、上記した様に音楽が素晴らしい。
アート・ブレーキーとジャズメッセンジャーズのモダンジャズがスクリーン
の雰囲気にぴったし! サントラで聴かなくても、単体のジャズとして
各々の曲が真に力作なのだ!

A・ブレイキーのドラムソロ、タムとシンバルだけで、不気味な雰囲気を
醸し出している、、、そしてリー・モーガンのミュートペットと、B・ゴルソン
のユニゾンが素晴らしい、、、下記をお聴きあれ!





手持ちの下記LP、これのB面が【殺られる】:
『Ascenseur Pour Lechafaud/シネ・ジャズ/マイルス~ブレイキ-』
                    FONTANA FON-5002, 1957/12/4~1958/11/ 録音

(パーソネルとサントラ曲名などは下右図のとおり)                 
Miles_2Photo_2
















◎関連ブログ記事、
本文記事左側INDEX欄※“懐かしの映画”シリーズ”
映画とジャズの話、そのⅢ「大運河」
映画とジャズの話、そのⅡ「危険な関係」
映画とジャズの話、そのⅠ「黄金の腕」
懐かしの映画,もろもろ談義
“音を楽しむ徒然語り” その17(最終回)
“Modern Jazz LP Collection” (Part 1, 2)

2017年5月13日 (土)

映画とジャズの話、そのⅢ

相変わらず耳の調子が悪い、だから気分が重い、、、!
ブログ書くのも億劫!、、、だから以前書いた記事の焼き直し版で、、、
毎度古~い映画やジャズの話でお茶を濁している、、、!
              、、、しょせん独りで昔を懐かしがってる、ってこと。
                            

映画とジャズの話、そのⅢ「大運河」

この“映画とジャズの話”シリーズで、前回の「危険な関係」の映画監督、
ロジェ・ヴァディム、そこで思い出したのが今回も同監督の「大運河」
この作品は同監督のデビュー作らしいが、水の都ベニスの運河を舞台に
したミステリー調メロドラマだったような?

51gxgc5y3xl
「大運河(グランカナル)/Sait-on jamais…」

1956年のフランス映画。
主演の“フランソワーズ・アルヌール”、、、
当時フランス映画界きっての美女!?
何となく日本人好みの女優だったような?
そんな遠い昔の記憶がある。

もう一人、F.アルヌールの恋人役を演じた、
ロベール・オッセン はニヒルな顔立ちで、
当時のフランス映画では個性的な役柄が
多かった様だ。ただこの映画の内容は
DVDで観るまで殆ど憶えていなかった。

そんな映画の内容より私が記憶にあったのは、この映画では大好きな
MJQ (The Modern Jazz Quartet)のピアニスト、ジョン・ルイスが音楽を
担当していたって事。
調べてみたら映画でモダン・ジャスが使われた最初の頃の作品だった。

50年代初め頃のジョン・ルイスはサードストリーム・ジャズ(第三の流れの
ジャズ)の創始者とも云われていた。

Img_0←このアルバムは、その映画「大運河」
音楽担当ジョン・ルイスが作曲したもので、
“No Sun in Venice”(たそがれのウ"ェニス)

当時は知的な彼のジャズがとても新鮮
だった。  そして、レコードジャケットの
美しさでも有名で、この絵の作者は、
英国の画家ターナーが描いたその名も
ズバリ「View of the Grand Canal」、
いう大きな運河を描いた風景画。


008b「大運河」で使用された6曲を収録した
アルバム “No Sun in Venice”

メンバーはMJQのオリジナル・メンバーで、
ジョン・ルイス(p),
ミルト・ジャクソン(vib),
パーシー・ヒース(b),
コニー・ケイ(ds)


Mjq_5_2
MJQと云えば、4人のメンバー全てが
れっきとしたアメリカ黒人!
←写真前列、椅子に掛けてる右側が、
ミルト・ジャクソン(vib)、その左側は、
パーシー・ヒース(b)、後列右側が、
リーダーのジョン・ルイス(p)、、、
その左側がコニー・ケイ(ds)

しかし、ここで演奏される曲はジャズ、
、って云うより、まるでクラッシク音楽
を聴いてる様だ。

クラシックの対位法や、バッハのフーガを導入しているとか?
ジャズの室内楽、とでも云いたくなるような雰囲気、、、



「大運河」のタイトル曲、“No Sun in Venice” をお聴きあれ!



◎以下、ぜんぜん関係ない話だけど、、、?
22138000385
“フランソワーズ・アルヌール”
、、、と云えば、
前記したように比較的日本人好みの女優だった。
「大運河」だけでなく、ジャン・ギャバンと共演した
「ヘッドライト」や同じく「フレンチ・カンカン」など、
昔のフランス映画を観た記憶がある。

そこで、フト思い出したのが、たしか彼女だった?
と思うが? ひょっとしたら記憶違いかも?
とにかく何かの映画の中、戦後間もなくのパリ?
あるいは他の何処かヨーロッパの都市が舞台。

戦後不況のどん底時代に生きる若い女性が、本当はストッキングなど
買えない身分なのに、ストッキングを履いてる様に見せかける為、
わざわざ素足の後ろ側、ふくらはぎの上から下のくるぶし付近まで、
ペンか筆で黒い線を描くシーンが有ったのを何故か今でも鮮明に
憶えている、、、お洒落したい若い女心のはかなさか?^_^) 

当時の女性達は後にシームレス・ストッキングの時代が来るなぞ、
誰も想像も出来なかっただろうな~!、、、と。
もし私の記憶違いだったらゴメンナサイ、、そのくらい大昔の話だから!



◎関連ブログ記事。本文記事の左側INDEX欄にある、、、
※“懐かしの映画”シリーズ”“趣味の音楽関連”、の中から、、、

映画とジャズの話、そのⅡ「危険な関係」
映画とジャズの話、そのⅠ「黄金の腕」
MJQの魅力
懐かしの映画,もろもろ談義
“音を楽しむ徒然語り” その17(最終回)
“Modern Jazz LP Collection” (Part 1, 2)

2017年5月 8日 (月)

映画とジャズの話、そのⅡ

映画とジャズの話、そのⅡ「危険な関係」

41zp6acqpsl_21959年のフランス映画「危険な関係」は、
日本で公開されたのを観たのは? たしか
1964、5年頃、私が23歳頃だったと思う?

ただ、当時の同じくフランス映画「死刑台の
エレベーター」
と比較して、映画そのものは
エロチックだった印象だけしか残ってない
ので拙ブログ※“懐かしの映画”シリーズ
にも載せてない。
←写真は懐かしいFontanaレーベル。



この映画は、フランスの何とか?って云う小説を現代化した映画で、
ロジェ・ヴァディム監督の恋愛心理ドラマ、って感じの異色映画。
ひと口で云えば昔のパリ上流社会での官能不倫エロ映画!^_^)
ロジェ・ヴァディム、って監督はこの手の官能映画が多いらしい!?
 
キャストは前記、「死刑台のエレベーター」 での主人公ジャンヌ・モロー
それに1960年代のアラン・ドロンが出る前、50年代のフランス映画界きって
の色男で二枚目スターのジェラール・フィリップ、、、

怪しげで官能的なラブシーンが多くて、当時この映画をワクワクしながら
観たのを思い出す。あの頃は女性の裸体露出の表現は少なかったが、
この映画でのラブシーンはエロチック、官能的、扇情的そのものだった! 
 、、、そんなシーンだけを鮮明に憶えている! まだ若かったな~!^_^)

ただ、そのBGM的に流れるかっこいいモダン・ジャズのナンバー、これは
デューク・ジョーダン作曲でアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャースが
演奏している有名な 『危険な関係のブルース』、原題 『No Problem』 、、
って云う、50年以上も前に大ヒットした曲。

“ブルース”となっているが、実際には12小節のブルース・スタイルではなく
普通の32小節のハード・バップ ナンバーでファンキーな曲だ!

413e9bycw7l映画のサントラ盤としてCD化されていて、
そのメンバーは、、、
アート・ブレイキー (ds), ジミー・メリット(b),
ボビー・ティモンズ、デューク・ジョーダン(p),
リー・モーガン(tp), バルネ・ウィラン(ts)、、、
特にアート・ブレイキーのドラミングが大迫力!



121bこのCDは全曲MONO録音で、タイトル曲の
「危険な関係のブルース」のみならず、これの
サンバ・バージョンや、その他の映画挿入曲、
プレリュード・イン・ブルー 、ヴァルモンタナ、
ミゲルのパーティー、ヴィーハウケン・マッド・
パッド等々、、さらにこれらの曲の各Take1、
Take2など、CDならではの盛り沢山編集。



◎この映画のタイトル曲をご存じない方は下記のYoutubeでお聴きあれ!
“危険な関係のブルース”(原題“No Problem”)






◎余談だけど、、、
038_2上記のメンバーで唯一フランス人テナー奏者
バルネ・ウィラン(ts)、、、
この人はアメリカ人以外で私の大好きなテナーマン、

←この『Barney』 と云うディスクは、1959年パリの
クラブ・サンジェルマンでの古い録音盤だけど
最高に楽しい! 

 



◎関連ブログ記事、本文記事左側INDEX欄※“懐かしの映画”シリーズ”
三年ぶりの“峰 厚介(ts)”
懐かしの映画,もろもろ談義
“音を楽しむ徒然語り” その17(最終回)
“Modern Jazz LP Collection” (Part 1, 2)

2017年5月 3日 (水)

映画とジャズの話、そのⅠ

映画とジャズの話、そのⅠ「黄金の腕」

耳の調子が悪くなって既に三か月以上! なかなか完治しない!
それも加齢の所為? そんな後期高齢者になった所為だろうか、、、?
やたら昔の事ばかり思い出す今日この頃、そんな昔話で恐縮ながら、、、

1960年頃(私がまだ18歳だった!)、あの頃レコードと云えばLPやEP全盛
時代だったが、、、私は音楽それも主にジャズと同時に好きだった洋画の
中でも非常に印象に残っている映画が有る。

今、思えばその頃 50年代中頃~60年代のジャズをほぼリアルタイムで
聴いていたが、その中で偶然買った一枚のEPレコード! それは、、、?
「黄金の腕 (The Man with the Golden Arm)」、と云うタイトルだった。
そしてこのジャズオケは、同名の映画のテーマ・ミュージックだったのだ。

その詳細は拙ブログの、『黄金の腕』 で書いているがこの映画は、、、
The_man_with_the_golden_arm_posterジャズ・ヴォーカリストで俳優としても有名な
フランク・シナトラ が麻薬中毒の博打ポーカー
のディーラー役と、そんな生活から抜け出して
ジャズ・ドラマーになろう、とする役を熱演して
いる映画。

物語の中でホンノちょっとだけだが作曲家の
ショーティ・ロジャースやウエスト・コーストの
有名ドラマー、シェリー・マンが本人役で出演
している貴重な映画で、テーマ音楽にもなって
いるエルマー・バーンスタインのジャズオケが
大変素晴らしい!

(下記でテーマ・ミュージックが聴けます!)


ただ、この映画はいわゆる音楽映画でなく、あくまで麻薬中毒の恐ろしさを
主テーマにした云わば麻薬撲滅キャンペーン映画だが、この映画で私は
それまで殆どレコードでしか知らなかったジャズと云う、アメリカ生まれの
音楽と、映像を通じて観た当時50年代の混沌としたアメリカ社会の様子を
併せて何となくイメージすることが出来た。

もちろん50年代より以前のいわゆるディキシーランド・ジャズの時代の
アメリカは、古き良き時代のアメリカを髣髴させる映像が沢山残されて
いるが、、、!


話を戻して、、、
因みに「黄金の腕」とは? 主人公のドラマーとしての腕前の事ではなく、
博打ポーカーのディーラーとしての腕前の事、映画を観れば判る!^_^)

映画の中でフルバンドのドラマーとしてのオーディションを受けるシーン!
シェリー・マンが主人公にドラムの席を譲って、いざ演奏が始まるが、?
麻薬中毒の主人公は禁断症状のため身体の震えが止まらなくて、
ドラム・スティツクを落としてしまうなど、テストは落第してしまうシーン!
ここがドラムを少々かじっていた自分として凄く印象的だった。

そして、何と云ってもこの映画の中で圧倒的シーンは、、、
主人公のフランク・シナトラが、恋人の手を借りて禁断症状と戦う壮絶で
鬼気迫る熱演シーン! これを見たら麻薬の恐さが一目瞭然だろう!^_^)

この映画は現在ではDVDでも観れるが、下記の拙ブログ内のリンクで、
そのハイライト・シーンが YouTubeで一部観る事が出来る。


◎関連拙ブログ、
本文記事左側INDEX欄※“懐かしの映画”シリーズ”
(13) 『黄金の腕』
“音を楽しむ徒然語り” その17(最終回)
“Modern Jazz LP Collection” (Part 1, 2)

2017年4月15日 (土)

桜も散り始め、、、

花の命は短くて、桜も散り始め、、、
我マンション内庭、今年の桜も遂に散り始め、変わって今やチューリップが
                              、、、見事に花開いている。
Img_0002

◎久しぶりのブログ更新! 実は、、、?
今年1月10日頃だったか? 何となく左耳が詰まった様な違和感が?
その内に徐々に右耳も同じように詰まった感じになってきて、、、?
それがやがて日々酷くなっていった、、、!

以前も毎年冬になると決まって鼻風邪気味になり、時として主に左耳が
詰まった様な感じ、ちょうど飛行機の離着陸時の気圧変化で耳詰まりの
様な現象が起こっていたが、直ぐに治っていたのでこれまでさほど気に
した事はなかったが、、、? 

今年はその“耳詰まり感”が何日たっても続き、なかなか治らない!?
さらに日々だんだん酷くなっていく、、、?
こりゃ~いかん! と、1月19日なって初めて耳鼻科へ駆け込んだ!

初めはネットの仕入れネタで“突発性難聴”か? それも“感音性”の
“ストレス性の難聴”だろう? と自分勝手に決め込んで、例によって
いろいろ雑多な事を書いたのが、前回 1月25日のブログ だった。
ところが、、、

その後の治療で『滲出性中耳炎』 、即ち鼓膜の奥に水(体液)が溜まり
続ける病気だった。結果、鼓膜の動きが悪くなって耳詰まり状態となり、
一日中閉塞感が続くので毎日が憂鬱で憂鬱で何もする気が起こらず!
何か喋れば己の声が頭の中でエコーして気分最悪この上ない!

耳詰まり感は上記の様に1月末から、日によってその程度の差は有れ、
現在まで約3ヶ月間も続き、その間毎週二回の耳鼻科通いで、あの手
この手の治療は受けている。

鼓膜の奥の水を注射器で吸い取ったり鼓膜を切開してバキュームで
吸い出したり、、、!
もちろん併行して薬もいろいろ変えながら今日に至っているが果たして?
医者も試行錯誤しか方法が無さそうだッ?悲)

しかし、、、
ここに来てやっと少し暖かくなってきた所為か?徐々に良くなっている気も
するので久しぶりにブログ更新する気になったが、 まだまだ完治までには
時間が掛かりそう! 
いったい何時になったら治るのか? 発病して1~2ヶ月間頃はイライラして
悲観的になった時期もあったが、今ではもう腹を括って成る様になれッ!
                                                                            、、、って感じ!^_^)
早く“目からウロコ”、ならぬ、“耳から水”が抜けきって欲しいものだッ!


◎それはそうと、、、私もついに後期高齢者!
じつは先3月末だったが、我が居住地の市役所から、それまで使っていた
自分の『国民健康保険被保険者証』が、『後期高齢者医療被保険者証』に
変更になりました!と御丁寧な案内と件の保険証カードが郵送されてきた。
私もついに65歳から呼ばれる同じ“高齢者”でも“前期”が終わって“後期”
なんだ!、そして最後は“末期”高齢者、と呼ばれるのかな~?^_^)

今4月と云えば、2013年4月の胃ガン手術から間もなく丸4年、この間の
定期検診では幸い転移など今まで身体に何も異常は無かったので良し!
胃ガンは術後五年間、転移など異常がなければ一応“完治”と云われて
いるので、残るは来年まであと一年間、何とか無事に過ごしたいものだ。

◎てな訳で、、、今年は耳のせいで、花見は例年どおり近所の桜と、
名古屋に一度出かけた限りだった、、、!
  写真集≪花見各所 2017.04.04-06-07≫ をご覧下さい。

◎関連資料
塩竈神社公式サイト
名古屋市広報 瑞穂区のさくら (山崎川など)

2017年1月25日 (水)

ストレス性難聴か?

もう2週間ほど前から耳が聞こえない!? 何故?
最初は鼻かぜだった。そして何回か鼻をかむ内に、いつもの様に左耳が
詰まった感じになる? これは以前も有った事だったので特に気にして
なかったが、、、、

Irasuto01_2それまでは一両日中に耳詰まりも自然に治っていたのに、
今回はなかなか治らない? その内に何ともなかった
右耳まで詰まった感じになってきた?
そして徐々に両耳とも完全に詰まった感じ になって
しまった、、、?

E99ba3e881b4テレビの音はもちろん、連れ合いが何か言っても
よく聴き取れない?
大声で云って貰うか、耳元で云ってくれないと
聴こえない!?^_^)


遂には連れ合いもイライラ! こっちたら~もっとイライラなんだよッ!
その後、鼻かぜは殆ど治ったが耳だけの異常が続く、、!

いつもこうしてPCに向かってる時はBGMとしてジャズを鳴らしているが、
これも耳詰まり音、さらに高音が聴こえないのでシンバルやハイハット
音が聴こえなくて面白くない!



◎遂に本気で心配になって、19日(木)早朝から行きつけの総合病院内
耳鼻科へ! 診断の結果、中耳炎とか耳そのものの問題ではなさそう。

Photo_2
また少々辛かったが鼻から細い管を差し込んで、喉(のど)も検査したが
特に異常は見られず、ただ軽い鼻炎を起こしていた、、、それは、、、?
鼻風邪をひいていたので当然! と医者も云う。
             、、、どうやら私の耳詰まりは感音性難聴 らしい?

その後、聴覚検査 を実施!
これは鼓膜の動作、感度を計る気道検査と、骨に振動を与え聴覚神経を
チェックする骨伝導検査の二種類。
何れもそれぞれ片方の耳ずつ、発信音の周波数とその強さを変えながら、
聴覚をチェックする。

Audiograma_2左図は自分の検査結果でなく、説明のための
一例だけど、、、
縦軸に-20〜120までdB数値で音の強さを表す。
下方ほど聴こえにくい状態を表している。
横軸は周波数低音〜高音、つまり左側から
125Hz〜8000Hzの数値まで調べる。

要するに、聴力検査は単に音の強さだけではなく、どの音がどれだけ
聴きにくいか、つまり周波数を変えながら 二つの軸を組み合わせ、
各々発信させ、患者の聴力をサンプリングする。

まぁ~自分の場合は検査を受けるまでもなく、高音つまり高い周波数の
音が聴きにくいのは以前から判って はいたが、今回はそれが顕著に
現れていて、上図の縦軸の音の強さが全ての横軸の周波数帯で、、、
40dB以下、2,000Hz以上が 急激に下方にサンプリングされていた!

Hearinga_2_8
つまり難聴レベルと しては“中等度難聴”(平均値)って事になりそう!
通常は全ての周波数帯域で40dBの上、30dB~0 までの間にサンプリング
されたら平均聴力としては正常らしい。

件の医者は多分? 私と同年輩で、最近の若造医者とは違ってこちらの
話を良く聞いてくれた。
「先生、今回耳詰まり感が治らないのは何故? 原因は?」、、、                          
「先生、大好きな音楽、ジャズが聴けないのが辛い! 何とかしてッ!」、、、
(医者)『まだ分からんが?、、、よし、いろいろ薬を出して見るから、
                           、、、また来週お出で!』
、、、と。

◎結局、内服薬として、、、
炎症抑制剤、気管支粘膜整調剤、血行促進剤、ビタミンB12、、、
各一錠、計4錠を毎食後服用一週7日分、、、これで様子を見よう、と。
      、、、んでその結果、今25日朝まで、、、残念ながら変化なし!
明26日は朝から再度病院へ行くつもりだが、件の医者は何と云うか?




◎てな訳で、もう二週間以上、私の両耳は相変わらず詰まった感じ、、、!
毎日が憂鬱で、、、それでなくともイライラが続いている毎日なのに、、、!
一体全体、いつになったら治るのかな~! 
        、、、このまま治らなかったらどうしよう? ショック!

もうジャズを聴いても大好きなシンバル・レガートが聴こえなかったら
面白くも可笑しくもない!涙)

0020dd781_2
←上記ディスクの天才ドラマー、神業のシンバル・ワーク、
トニー・ウィリアムス も死んだも同然。(実際1997年に歿!)



あぁ~神様仏様、お助け下さい!、、、困った時だけの神頼み!^_^)
                      、、、明26日は再度病院へ、、、!




◎以下、余談だけど、、、
オーディオが好きな人はご存知と思うが、あの“Loudness Control”、、、

Loudness_2_2そもそも人間の耳は厄介な特性を持っている!
左図は有名なフレッチャーマンソン曲線 と云う
音圧と耳で感じる関係を示したデータ。
同じ大きさの音でも周波数によってよく聞こえたり、
聞こえなかったりする。
但し、これはあくまでも感覚上(心理量)の話。

オーディオ機器のラウドネス・コントロールとは、この人間の耳の特性を
カバーする為、特に音量を下げた時に聴こえにくい低音と高音を強調
する電気的な補正装置の事。

このフレッチャーマンソン曲線を上下逆にして見ると、上記の聴覚検査図
と同じ様な聴覚と音の強さや周波数の関連が分かる。
 2_3
Audiograma_2 フレッチャーマンソン曲線の横軸周波数
単位を聴覚検査図のそれと重ね合せ、
さらに縦軸の音圧の30~40dB前後を
見れば分かる。



◎今回の耳詰まりの件、例によってネットでもいろいろ調べているが、、、
中でも興味を引いたのは“突発性難聴”、と云われる症状、病名、、、
特に最近はヘッドフォーンの多用などで、若い人に増えてる病気らしい。
また、何かウイルスへ感染、免疫細胞障害、血流悪化など各説が有る。
その他、強いストレスを感じている時期やなどでも発症しやすい、、、とか!

そうだッ! 私の“突発性難聴”の原因は“ストレス”に相違ない!
だって、昨年末から今日まで続いている連日イライラのしっぱなし、、、
心理的悪循環、ストレスがピークに達していたのは紛れもない事実!
心因性難聴(ヒステリー性難聴)、と云う病名も有るらしいから、、、!




◎関連資料
*オーディオグラムの見方、、、

*突発性難聴

◎過去の関連ブログ
*
人間の耳

2017年1月21日 (土)

雪の飛騨高山

先日、1月16日(月),17日(火)の二日間、飛騨高山へ行ってきた。

最初の高山観光は香港在住時代の2006年2月だった、、、
、、、その時に書いた雑文が下記のHP“今日の独り言”(2006年2月8日)

【雪の古都"飛騨高山"では♪奥飛騨慕情♪哀愁の高山♪を口ずさみ
ながら名所“古い街並み”を風流な人力車に乗って散策! またもや腹が
減った、と飛騨牛に舌鼓を打ち、美味しいけどシモフリ肉はあまり沢山は
喰えないな~等と云いながら昼は焼き肉、夜はしゃぶしゃぶ!、、、】


今回、二回目の高山行は名古屋から“特急ひだ”で約2時間半、、、
その2時間半の車窓から見た風景、、特に下呂市の手前、木曾川支流の
飛騨川の中流に沿った全長約28キロメートルの渓谷 中山七里、、、!
実はこの中山七里 は過去に車で二回ほど通った事があった。
下段の「過去に車で通った中山七里」 を参照下さい。

Photoそこは急峻な山地を飛騨川が浸食してできた渓谷で、
奇岩や怪石が数多くあって車窓からでも、その見事な
景観が楽しめる。



Img_0534 Img_0544 Img_0547 Img_0560

風景は高山に近づくにつれ、雪化粧が多くなって、高山に着いたら、、、
そこは正に豪雪そのものだった。午後3時前に高山駅からほど近いホテル
にチェツクイン、、、!
Img_0565 Img_0568 Img_0578 Img_0582a

高山市内が如何に豪雪に見舞われていたか? これは別途、写真集を
見て頂くとして、先ずは高山と云えば、やっぱりこの“古い町並”、、、
Img_0597 Img_0588   Dsc00152←この矢印の写真は
2006年2月のほぼ同じ場所。雪の量がはるかに少ないのが分かる!

そしてホテルの窓越しに見た下の通りは見事なまでの雪化粧、、、!
これと同じ場所の夜の顔、、、これまた幻想的な佇まい、、、!                    
Img_0618 Img_0605




Iimg_4Img_0645_2翌17日(火)、連れ合いの同級生で高山
在住友人の勧めで「飛騨高山美術館」
へ! 結果的には、ありふれた観光地
巡りよりも、大変良い思い出が出来た。

Img_0646_3日頃はアカデミックな生活には縁遠い身
だったし、さらに忙しくてイライラ、、、
ストレスが溜まっていた最近の日々、、!


ただ、この日の展示「ミュシャ展」、、、ミュシャ?
恥かしながら初めて聞く画家で、我ながら如何に
無教養な事よ!汗)、、、と思いつつ、、、



しかし抽象画や人物、風景画などと違って、巷の各種商品やイラスト画
などで、普段何気ないが良く見かける独特な画法の絵画を眺めて、、、
          、、、久しぶりに心身が洗われた様な気がしたのは事実。

※例によってWikipedia によれば、、、

ミュシャは多くのポスター、装飾パネル、カレンダー等を制作した。
ミュシャの作品は星、宝石、花などの様々な概念を女性の姿を用いて
表現するスタイルと、華麗な曲線を多用したデザインが特徴である。
、、、イラストレーションとデザインの代表作が多い
、、、とか?
                                                              、、、どうりで納得!^_^)

その後、美術館を出て冒頭に書いた初めて高山に来た時に陣屋と、
赤い欄干が特徴の“中橋” を再訪した。やっぱりここは雪が積もって
こその風景だ!

Img_0647 Img_0648 Img_0654

Dsc00148_2
←この矢印
の写真も2006年2月のほぼ同じ場所。
雪の量がはるかに少ないのが分かるだろう!


そして午後3時過ぎ、ホテルから歩いて近くの高山駅へ、、、
、、、帰路も“特急ひだ”で往路と同じコース、雪国の夕暮れは早い!
Img_0656 Img_0664
                  、、、夕方6時過ぎには名古屋に帰り着いた。


◎詳細は写真集≪雪の飛騨高山 2017.01.16,17≫をご覧下さい。

◎関連資料、ブログ記事など。
*中山七里 (Wikipedia)
*アルフォンス・ミュシャ (Wikipedia)
*高山市公式HP
*高山陣屋 (Wikipedia)

◎過去に車で通った中山七里
2007年12月の白草山登山 の時に通ったのが最初、その後2009年11月の
下呂温泉-(紅葉と合掌村-) 行きの時にも通ったルート国道41号線だった。                        

その時のブログでは、、、
【名古屋から車で約2時間強の旅、国道41号線をひた走り。飛騨木曽川の
美しい渓谷沿いの国道を快適ドライブ!Img_0001、、、
途中“中山七里”はその渓谷美が四季の景観に富んだ
景勝地として知られ飛騨木曽川国定公園に指定されて
いる。車窓から見る木々の紅葉や奇岩が素晴らしい。
七里、即ち約28kmの道程を終えたらやがて下呂市へ到着、、、】

また、その時の写真集≪下呂温泉、紅葉と合掌村,2009.11.25≫では、、、
【飛騨木曽川の美しい渓谷沿いの道! “中山七里”はその渓谷美が四季
の景観に富んだ景勝地として知られ、飛騨木曽川国定公園に指定されて
いる、、、】、などとコメントを書いていた!

2017年1月15日 (日)

2017年の初雪が降った!

Img_0463昨14日(土)はこの地方でも今年初めての
雪が降った、、、!
←我家の北川ベランダからみた14日朝の様子。

そして今15日朝は、かなりの積雪、、、
昨夜の内に降った雪だろう、、、?

Img_0520_2←上と同じ場所から見た今15日朝の様子。
、、、とは云っても北陸や東北地方と比べたら
スズメの涙! アチラの人に云わせたら、、、
『こんなの雪が降った、とは云わないよ!』 と、
云われそう!^_^)



◎でも、さすがに寒ッ! しかし私ャーやっぱり日本人、、、

寒いのは寒くても、何となく雪景色を観るのは楽しい、、、!
カメラ片手に早速 マンション内庭に飛び出して写真撮影!

Img_0470_4 Img_0474 Img_0475_2 Img_0476_2

Img_0477 Img_0478 Img_0479 Img_0483

Img_0485 Img_0487 Img_0488 Img_0495

と、、、こんな感じの今15日朝の我が家近くの様子!
この辺りは毎年1、2度しか雪が降らないが、今年はこの後どうなるか?



◎以下、以前の記事とダブるけど、、、!^_^)
毎年の大雪で苦労する北陸や東北、北海道の人達の事を思えば、
この辺り は良い所かも?

テレビ・ニュースを観れば、北国の積雪は半端じゃ~ないね!
年老いた爺さん婆さんが屋根に昇って雪下ろし、、、!
ありゃ~きついだろうし、それより危ない!
自分にはとてもじゃないが出来そうにないな~!

いつだったか? 雪深い地方に住んでる方がフトつぶやいた!
『雪が降らない所に住んでみたい!』、、それは切実な思いだろうな? 

ここで思い出すのは、、、?
新沼謙治の♪「津軽恋女」 ♪ じゃ~ないが、、、、、
粉雪、粒雪、綿雪、粗目雪、水雪、固雪、春待つ氷雪、、、、、
この七つの雪の内、今朝のこの辺りの雪は綿雪になるのかな~?
新沼謙治の♪津軽恋女♪ をどうぞ!

でも私ャ~やっぱりこっちの方が好きなのだッ!
アダモの♪Tombe la neige(雪が降る)♪ をオリジナル版(フランス語)で!

2017年1月12日 (木)

ジャズ・ピアニスト/本田竹広の命日

今1月12日はジャズ・ピアニスト/本田竹広(竹曠)の命日だそうな?
    、、、これは全く知らなかったが、FaceBook で知人が教えてくれた。
Wikipediaによれば2006年1月12日、満60歳で鬼籍に入ったらしい。
         、、、『ご遺族の方には改めてお悔やみ申し上げます!』



本田竹広、この人は昔からサックスの 峰 厚介 と組んだフュージョン・
バンドのネイティブ・サン(Native Son) で有名だったので名前だけは
聞き知ってはいたが、、、
私は1960年頃からジャズを聴き始め、徐々に日本のジャズよりも、
どちらかと云うと、本場アメリカの50、60年代のジャズに熱中していった。
、、って云うより当時は日本のジャズをいささかバカにしていたかも?^_^)

1970年代になってから、日本ではフュージョン・ジャズが盛んになったが、
私はフュージョンがあまり好きになれず(これは今現在でも)、相変わらず
昔ながらのアメリカン・ジャズを聴きあさっていたある日、長崎の行きつけ
のレコード店で偶然見かけたLP一枚、、、!
『This is Honda/Honda Takehiro Trio』 TRIO PA-7005, 1972/04/18録音
                   、、、本田竹曠(p),鈴木良雄(b),渡辺文男(dms)
これを店主が勧めるままに試聴して愕然! 早速買った事を憶えている。

以下、ここでも書いたが、、、
Top60このLPは選曲が素晴らしい!歌物が主だが本田竹曠
のエキサイティングなピアノ、ロン・カ-タ-ばりの
鈴木良雄のベ-ス、ナベサダの実弟、渡辺文男の
日本人らしくないドロ臭いドラミング、、、
この三者一体で奏でる"Softly as in a Morning Sunrise"
や "By By Blackbird"  等を聴くと、つくづく日本人の
ジャズも変わったな~と思う。
さらにこのLPの録音ディレクタ-は菅野沖彦で1972年
度スゥイング・ジャ-ナル誌の『ジャズ・ディスク最優秀
録音賞』を受賞していて内容音質ともにGood!


、、、てな訳でこれ以降、私の愛聴盤の一枚となった。
上記のコメントで“日本人のジャズも変わった”と書いたのは、、、?
私の当時の正直な気持ちだったが、良い意味でのドロ臭さ、アメリカ黒人の
様なブルース感覚、、、その様な意味でそれまでの日本人ジャズメンには
感じられなかったブルースの臭い? そんなモノを私はこのレコードを
聴いて感じたのだった。

今でも私が本当に心惹かれるジャズ、ってのは、、、?
演奏のテクよりも 何となくブルージーな雰囲気を持ったジャズが好き!
それは、もともとR & B が好きだった 所為かもしれない!?

しかし、こと本田竹広 に関しては、単にブルース感覚だけでピアノを弾いて
いるのではなく、ちゃん勉強したのであろう正規の基本的なピアノ奏法に
加えて、憎いほどの超テク、正確なタッチとリズミックで聴く者を完全魅了!
“This is Honda” はそんなレコードだったのだ。



◎話は変わるけど、、、
私は香港在住時代 に何回か日本からのジャズメン達のコンサートを
聴きに行った事がある。
(香港はジャズだけでなく有名外タレや、日本のポップスや歌謡曲などの
 ファンも多く、度々日本人アーティストが彼の地でコンサートを開いて
 いる、、、そんな土地柄なのだ。)

そんなある日、峰 厚介のライブを聴きに行った時(2003年10月30日 記)
Tamayaドラマーとして参加していた本田珠也 を初めて
聴いて、その凄いテクにびっくり仰天した。
後日、その本田珠也が本田竹広の息子さん
だった事を知ってさもあらん!と一人納得(^_^)。

さらに、珠也の母親はジャズ・ヴォーカリストの
チコ本田、そして叔父が渡辺貞夫 と言う
日本ジャズ界のサラブレッド、才能豊かで当然か!


また、別のある日は日本人は本田珠也だけ、他のメンバーは香港在住の
外国人ミュージシャン、云う組み合わせのライブも聴きに行ったり、、、
(これまた香港はイギリス人やフィリピン系のジャズ・ミュージシャンも多い。
でもさすがに中国人、中華系香港人にジャズメンなんて居る筈もなし!^_^)

一方、その頃の私は数十年ぶりにアマ・バンドで タイコを叩いていた。
(敢えて“ドラマー”、と呼ぶほどの腕でないので“タイコ”と、、、!^_^)
そんなある日、本田珠也さんが我々の練習場に現れてちょっとお喋りする
機会があった。上記私の愛聴盤の話をしたら珠也さんは即座に、、、
「それはオヤジのThis is Honda”でしょう!」、って即座に云われた事を
今でも憶えている。多分ご本人はそんな事はとっくにお忘れと思うけど?


◎以下、本題とは全く関係ない余談だが、、、

これも前記、FBでの知人の話にあったが、、、上記の『This is Honda/
Honda Takehiro Trio』 、
TRIO、即ち珍しい トリオ・レーベル
トリオ、と云えば私が真っ先に思い出すのは、、、?

大昔の若かりし頃、アマ無線 (通称、HAM) に熱中していた頃、無線機の
メーカーしてはトリオ社(旧社名:春日無線電機商会)が一般的で、、、
例えば“9R42J” と呼ばれたカッコ良い受信機が有名だった。
            、、、(我ながら型名まで良く憶えていたな~!^_^)
さらに、もう少し高級機になると八重洲無線なども有った。

私はその一般的だったトリオの無線機さえ買えなかった貧乏学生!涙)、
そこで、そのトリオの創業時の製品だった高周波コイルパック、と云う
部品だけ買って、後は自分でレシーバーその物を組み立てていたのを
思い出す。

その後、トリオはオーディオ・メーカーとしてもソリッド・ステート・アンプ等で
一世を風靡し、1960年代にはオーディオ御三家とされた「サン・トリ・パイ
(山水電気、トリオ、パイオニア)と呼ばれていたのを今でも思い出す。

トリオは後にKENWOOD(ケンウッド)、さらにJVCケンウッドとして商品
ブランドが現在まで引き継がれている。
そして余談のトリオ・レーベルとは? そのJVCケンウッドのレコード部門の
一つで、後にアートユニオン と社名が変わったらしい?

また、そのトリオの創業者、春日二郎 らが設立したハイエンド・オーディオ
アキュフェーズ (Accuphase Laboratory Inc.)は、マニアの間では定評
ある存在だが、私なんかにはとても手が出ない超高級ブランド!^_^)

◎参考資料
*本田竹広 (Wikipedia)
*ネイティブ・サン (Wikipedia) 
*“This is Honda”/Amazonカスタマーレビュー
*峰 厚介 (ブログ記事)、
*同上 (Wikipedia) 
*KENWOOD (Wikipedia)
*アートユニオン (Wikipedia)
*アキュフェーズ (Wikipedia)


◎関連拙ブログ、本文記事左側INDEX欄、 ※“趣味の音楽関連”から、
(1)ブログ“音を楽しむ徒然語り” その17(最終回) のシリーズと、
(2)HPの 
“Modern Jazz LP Collection” (Part 1, 2) も併せご覧下さい。

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー