懐かしのピアノ・トリオ
私は普段、好きな音楽だったら何でも聴き漁っている、、、♬
たまに昼間にリビングで聴く時はチョット音量を上げてペットやサックスなど、
管を中心にしたジャズを聴いたり、、、
しかし、こうしてPCに向かってる時は、BGM 代わりに軽いクラシックの室内楽や、
昔のラテン系ポップス、そしてジャズのピアノ・トリオ等を聴いている。
その好きなピアノ・トリオ もいろいろ有るが、ジャズを好きになり始めた大昔、、、
特に愛聴していたディスクの中で、今回 HP表紙 を飾るディスクには下記の
8枚を取り上げてみた、、!
以下、過去の類似ブログ記事と重複するが、、、!汗)
◎先ずは1960年代初頭、最初に好きになったピアニスト、
「オスカー・ピーターソン」から、、、 やはり、ジャズ・ピアノの大御所、と云えば
“オスカー・ピータソン”! その初めて買ったLPが
『Night Train/The Oscar Peterson Trio』
オスカ-・ピ-タソン(p)、レイ・ブラウン(b)、
エド・シグベン(dms) のピアノトリオ!
何といってもタイトルの“ナイト・トレイン”がダントツ!
“C Jam Blues” もファンキ-なブル-スでイカス演奏だ!
それにしても ピ-タ-ソンのピアノを初めて聴いた時、
まるで機関銃! ピアノ二台なの?って感じだった。 そしてもう一枚、同じトリオで、、、?
『West Side Story/Oscar Peterson Trio』
オスカ-・ピ-タソン(p),レイ・ブラウン(b),
エド・シグペン(dms)、、この三人の組み合わせは 当時、
最高の組み合わせゴ-ルデン・トリオ だった。
ピアノの巨匠オスカ-・ピ-タ-ソン によるミュージカル映画
『West Side Story 』は このLPの中、A面1曲目の、、、
“Something's Coming” を最初聴いた時のショックは、
今聴いてもスリリングで全7曲中一番好きだ、、、!
オスカ-・ピ-タ-ソンは名だたる超テクの持ち主で且つ歌心に富んだ演奏が
素晴らしい。ついでに、この映画『West Side Story 』(Youtube)は、
ジョージ・チャキリスの演技とダンスが非常にカッコ良くて素晴らし映画だった。
懐かしいな~!
◎これより以下三枚のディスクは、ウイントン・ケリ-、トミ-・フラナガン、
レッド・ガーランド、と云う、名実共にジャズ・ピアニストとして三大巨匠
だろう! 先ずは、、、 『Wynton Kelly!』
ウイントン・ケリ-(p),ポ-ル・チェンバ-ス,
サム・ジョン-ズ(b),ジミ-・コブ(dms)
オ-ソドックスなピアノトリオの名盤中の名盤だ、、、!
ファンキ-で歌心に富んだウイントン・ケリ-のピアノは
いつ聴いても飽きがこない。
このLPの中では ここでも紹介している"枯葉" がダントツだろう! 『Tommy Flanagan Trio/Overseas』
トミ-・フラナガン(p),ウィルバ-・リトル(b),
エルウ"ィン・ジョン-ズ(dms)
ピアノ・トリオの珠玉! 日本では特に大評判になって
スゥイング・ジャ-ナル誌優秀賞、、、!
全編フラナガンのメロディックな演奏スタイル。
特に "Little Rock "は3者一体となったブル-スの快演! 『Groovy』The Red Garland Trio
レッド・ガーランド(p),ポール・チェンバース(b),
アーサー・テイラ-(dms)
冒頭の”C Jam Blues”が最もガーランドらしい分かり易い
ジャズ・ピアノ。
音数が少ないシンプルな右手。しかし左手はタイミングが
素晴らしい絶妙なブロックコードが特徴で大変分かり易く
楽しい奏法が大好きだ。
上記“オスカー・ピータソン”の同名曲と比べてみて、、、!
◎これより以下は特番? 特盤かも?『Waltz for Debby/Bill Evans Trio』
ビル・エヴァンス(p)、スコット・ラファロ(b)、
ポール・モチアン(dms)
これこそピアノトリオの傑作! 名盤中の名盤かも、、、?
如何にもインテリ的で繊細なタッチのエヴァンス、、、!
以下各ディスクの曲名リンク先 "Waltz for Debby" を
お聴き下さい。
何と云ってもB・エヴァンス(p)とスコット・ラファロ(b)の
インタープレイが迫真的!
『MyFair Lady』Shelly Manne & his Friends
アンドレ・プレビン(p)、リロイ・ビネガー(b)、
シェリー・マン(dms)
アンドレ・プレビンは白人で、ウエスト・コーストを代表する
ジャズ・ピアニスト。もともとクラシックの分野で名声を
博したが、56年にミュージカルのマイ・フェア・レディの
音楽担当。上記ピアノ・トリオで演奏したこのディスクが
大ヒットした。”Get Me to the Church on Time” を
お聴きあれ!
西海岸の名ドラマー、シェリー・マン とベースのリロイ・ビネガーと云う絶妙のサポートで
白人のセンスにとんだ軽快なウェスト・コーストジャズを披露した大傑作盤。
『JUNIOR』
ジュニア・マンス(p)、レイ・ブラウン(b)、
レックス・アンフェリー(dms)
オスカー・ピーターソンが絶賛した、と云われるジュニア・
マンスのデビュー出世作。小粋なファンキー・スタイルが
楽しい。"Love For Sale"など名手レイ・ブラウンの
ベースワークに乗ってシンプルだが、グルーヴィな演奏を
聴かせる逸品! 親しみやすいメロディラインに、気持ち
良~くスウィングするピアノは聴いてて快適そのものだ。
◎最後に、、、
今、振り返ってみるとやはりオスカー・ピーターソンとトミー・フラナガン、
ウイントン・ケリ-、レッド・ガーランドなどが好きだな~!
白人ではもちろんビル・エヴァンスはダントツだが、聴いてて文句なしに
楽しいのはウェスト・コースト派のアンドレ・プレウ"ィンも大好きで、
本音を云うと理知的なエバンスより好きかも!?^_^)
やはり一口で云うとピータソンやトミフラなどノリが良いピアノ、、、
そしてファンキーな演奏スタイルのピアノが好きだな~!
ただ、ピアノ・トリオはメインのピアノはもちろん、ベース、ドラムが誰に
なるか?、 でそのディスクの価値が大いに変わりそう!
例えば、、、
エバンスは、スコット・ラファロ(b)とポール・モチアン(dms)、、、
ピーターソンは、やはりレイ・ブラウン(b)、エド・シグベン(dms)、、、
ウイントン・ケリ-だったらポ-ル・チェンバ-スかサム・ジョン-ズ(b),
ジミ-・コブ(dms)の組み合わせ。
アンドレ・プレウ"ィンは、シェリ-・マン(dms),レッド・ミッチェル(b)
または上記のルロイ・ビネガー(b)、等々だ!
以上、私が好きなピアノ・トリオの8枚でした。
◎過去の関連記事
*私が好きなピアノ・トリオ (一部上記と重複、それ以外のピアノ・トリオ等。)
◎関連拙ブログ
*本文記事左側の INDEX欄※“趣味の音楽関連”、※”ジャズ・ライブ雑感”、
*ブログ“音を楽しむ徒然語り” その1以降のシリーズ や、
*HPの“Modern Jazz LP Collection”も併せご覧下さい。
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