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2020年10月27日 (火)

映画『マイルス・デイヴィス”クールの誕生”』

ここのところ寒い日が続いている! 最近の天候は徐々に変化しなくて
急に極端に変化するので、なかなかついて行くのが大変だ、、、!

ところで、、、
愛知県内で9月頃から封切られていた映画
『マイルス・デイヴィス”クールの誕生”』、、、を先週やっと名古屋まで
観に行ってきた。

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”マイルス・デイヴィス”の事を今さら語る必要もないが、、、?
それでもジャズをあまりご存じない方の為に、敢えて少しだけ書くと、、、

”マイルス・デイヴィス” ”ジャズの帝王”と云われたスーパースターの
トランペッター、、、!
ジャズ界で有名なトランペッターと云えば、昔から沢山いるが、、、
ジャズの歴史で1920、30年代の最初のスーパースターと云えば?
サッチモことルイ・アームストロング、、、
彼はジャズの王様、と云われてきたが、”マイルス・デイヴィス”
”ジャズの帝王”と称されているその訳は、、、?

ジャズの歴史上、1940年代の俗に云うモダンジャズの始まりである
ビバップからハードバップ、そしてモード・ジャズ、クール・ジャズ、等々
そのスタイルの変遷を経て、70年代頃からのジャズはそれまでの
アコースティックなサウンドから、主にエレクトリック・サウンドの
フュージョン・ジャズが主流となっていく。

”マイルス・デイヴィス”は1926年に生まれ、18歳になる1944年頃から
本格的にプロ活動を始め、1991年に65歳で亡くなる直前まで現役活躍!
この間、凡そ半世紀のモダンジャズの歴史を云わば彼が牽引してきた。
だから単にトランペットの帝王ではなく”ジャズの帝王”と称される由縁!
以上、ここまでが前置き講釈、、、!^_^)

映画『マイルス・デイヴィス”クールの誕生”』は、、、
その天才トランペット奏者マイルス・デイビスを描いたドキュメンタリー映画。
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マイルスは上記3枚のアルバム中、1949年の[クールの誕生](左)、59年の
[カインド・オブ・ブルー](中)、そして69年の[ビッチェズ・ブリュー](右)と、
各々凡そ10年間隔で発表した決定的な名盤でモダンジャズの歴史に
革命を起こし、またロックやヒップホップにも多大な影響を及ぼしてきた。
さらに詳しく、、、

【以下の各ディスクは、このリンク先 で、その詳細が分かります。】
1954年「Walkin」、そして56年の「Workin」など他4部作、55年になって
「Round About Midnight」等、ジョン・コルトレーン、レッド・ガーランド、
ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズによる第一期クインテット
を結成、、、そして57年の映画「死刑台のエレベーター」のサントラ録音、
特にこれは譜面なく、映画のラッシュ・フィルム・シーンで仏女優ジャンヌ・
モローが、パリの夜を彷徨う姿をマイルスが観ながら即興録音している。
そのシーンが非常に印象的だった。

また60年になると「E.S.P.」「マイルス・スマイルズ」など、、、
そしてまた64年になると”黄金クインテット”と呼ばれた、ウェイン・
ショーター(ts)、ハービー・ハンコック(p)、ロン・カーター(b)、トニー・
ウィリアムス(dms)、と云う第二期クインテットが確立、、、
1968年前半までこのメンバーで活動した。

私は若い時からこの偉大なトランペッターの新旧数々のディスクを聴いて
きたが、70年代以降の いわゆる電化マイルスの演奏は正直あまり
好きになれなかった、、、!
またネットや書籍などで断片的に知るだけの”マイルス・デイヴィス”
ステージ上でも何か人を寄せ付けない様な?偏屈な?印象もあったが、?

それはこの映画を観たことで、単に変人ではなくジャズ音楽に魂を捧げ
尽くし、絶えず変化と進化を求め続けてきた天才ゆえの孤独なジャズ探求
の人生だった事、そして彼は音楽のみならず、己の人生、私生活でも常に
常識を取り払って己の意のままに生きようと何度も固定観念を破った行動
をしていた等々、改めてその人と成りを知った次第、、、
これぞ如何にも天才の天才たる所以だろう!?

こうやって出来上がった、彼のジャズの新しい表現を得た作品が、、、
世の中で新たなスタンダードになった後、またそれを覆して過去を振り
返らず、新たな向上心を抱いて新しい挑戦へのハングリー精神を持ち
続けた、、、
だからこそあらゆるジャンルの音楽の革新者となり得たのだろう。
例えば映画の中で度々マイルスの事を語っていたカルロス・サンタナなど
ラテン・ロック系のミュージシャンにまでその影響が及んでいた。
  Miles
  【クインシー・ジョーンズ、ハービー・ハンコック、カルロス・サンタナ】

映画の構成は貴重なアーカイブ映像・音源・写真をはじめ、クインシー・
ジョーンズ、ハービー・ハンコック、その他多数のアーティストや家族・恋人
友人ら関係者へのインタビューを通して、マイルス・デイビスの幼少期から
晩年までの波乱万丈な人生と素顔に迫る。

特に晩年は絵画に打ち込む様子が見られたり、ジャズ音楽家から芸術家
の域にまで達していた真の天才だった、、、
映画は当初予想していた以上に素晴らしく感動的な2時間弱、、、!
唯一無二の奇才の素顔に迫る傑作ドキュメンタリー映画だった。

以下の予告編動画をご覧あれ!

映画内で流れた”マイルス・デイヴィス” の名曲名演奏は、、、
So What, 
Round Midnight
It Never Entered My Mind   
Ascenseur pour l'échafaud (死刑台のエレベータ)
Milestones
Someday My Prince Will Come
Footprints
Bitches Brew
、etc etc.

◎過去の関連ブログ
*追悼:マイルス・デイビス  


◎関連参考資料
*映画の公式サイト
*
マイルス・デイヴィス (Wikipedia)
*ビ・バップ , ハードバップ (Wikipedia)
*50年代ジャズ散歩のページ
*Miles Davis Official Web Site:


◎関連拙ブログ
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