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2020年7月 2日 (木)

今日も雨、あの日の香港は涙雨だった?

連日の雨、雨、雨、、、只今梅雨真っ最中の日本列島、、、!
九州四国など地域によっては集中豪雨と、依然として続くコロナ禍による
ダブルパンチ! これこそ踏んだり蹴ったりだ~、、、!
被災者には只々お見舞い申し上げます。

ところで、、、
今を去ること23年前の昨日1997年7月1日、 私は香港は九龍半島の
中心一角にある日本のお寿司屋さんで、親しい日本人の友人達と夕食を
共にしていた忘れもしないあの日、香港は雷を伴う大雨だった!

Abhongkong

           (九龍側からビクトリア港を挟んで香港島中心部)

折しもあの日、1997年7月1日は香港が約150年間続いた英国の植民地
から、はれて中国に返還された記念すべき日だったが、あいにく激しい
雷雨の悪天候だった! 後日、密かに思ったのは、、、?
「あれは香港の涙雨だった!」、つまり香港は中国に返還されるのを
嫌がって泣いていたのでは、?と我々日本人は密かに噂していたものだ!

◎時が経つのは早いもので、あれから既に23年、、、
遂に共産中国がその鋭い牙を剥いて 「香港国家安全維持法」 を全会一致
で可決、成立させた。この新法は一口で云えば治安維持のためには香港
の法律よりも中国政府の法律を上位に置く、その為の出先機関を香港に
設置。即ち何でも中央政府の意のままにする、、、て事になっている。

香港政府は既に中国の傀儡だったが、今後は単なる中国政府の出先機関
の様な位置づけとなる。成立に併せて香港政府は昨1日午後11時、
(日本時間7月1日午前0時)に即法令施行。

このタイミングは英国から中国に香港の主権が返還された23年前の昨日、
敢えて7月1日に合わせたのか?高度な自治を返還後から50年間保障する
と国際的に約束した筈の「一国二制度」 が事実上崩壊し形骸化したのだ。
ここにきて、遂にこれまでの自由だった香港は死んでしまった~!

50年間まであと27年、中国は何故それまで待てなかったのか?
残り27年間、即ち2047年まで中国の現政権は何故待てなかったのか、?
それは現国家主席 が在任中に一国一制度にしたかったからなのか、?

そもそも昨年来の香港でのデモ騒ぎに関してアメリカは議会の上下両院
が香港の民主化運動を支援する法案「香港人権・民主主義法案」を可決、
また今回の件でも、中国当局者に対するビザ発給制限をしたり、香港の
優遇措置停止する方針。これは大いに良し としても、、、

不思議に思うのは、香港を植民地にしていた当事者である英国が、、?
数年前からの香港の民主化運動に対する中国の対応に対して何も公式に
クレームしていない事、、、何故だ?

何故英国は1997年に香港を中国へ返還した時、50年間は一国二制度、
この世界との確約を守る様に中国に対して強く抗議しないのか、、?
素人の私の思いを計らずも植民地時代最後のパッテン元香港総督 が、
その点を自国政府に対して行動を起こす様に強く求めた、とか?
当然だろう、、、!



私は香港の中国返還3か月前の1977年4月から2007年3月末まで、
ちょうど10年間を香港に在住し勤務していた、、、
そんな普通のサラリーマンの私から見た香港の様子は、、、?

当初、1997年からの数年間は 日常生活上に於いて特に大きな変化は
感じられなかった。香港の警察官の動きを見ても特に変化はなく、、
それまでどうりの普通のお巡りさん (機動隊ではない) な感じで、
街中をパトロールするその容姿は日本の警察官よりもむしろカッコ
良かった様に記憶してた。

ただ、今思い出すのは、、、?
あの頃の私はまだ若く (60歳前!^_^)、正直よく夜遊びにも行ってた。
そんな歓楽街で見かけるパトロール中の警察官の姿が、年々増えていた
様に感じたり、昼間は市内の闇市の取り締まり も年々増えていた様にも
記憶している。
E0365419_16292439私が度々利用していた趣味の自作パソコンの店、
マザーボードや各種パーツ、それと違法ソフト等の
販売店その他何でも香港では半ば堂々と大ぴっら
に偽物コピー品を売っていた闇市が、97年以降
年を追うごとに度々警察の一斉手入れを喰らって
いた現場を目撃したこともあった、、、!笑)


◎もう一つ変化を感じた、これは
どうでも良い話だけど、、、
10年間、毎週の様に香港中の山歩き をしていた私は、そのコースが徐々
に整備されていくのを実感していた、、、

ある時までは本当の山道、獣道の様なハイキング・コースだったルートが
後年、再度歩いた時には綺麗に整備、おまけに舗装までされていた、とか
これは明らかに返還前と後の大きな違いだった。

そもそも香港はビクトリア港を挟んだ、九龍側と香港島側がいわゆる
中心地として栄えているが、それ以外の周囲は山並みに囲まれた自然
豊かな地形なのだ。
そこで150年間植民地統治していた英国、元来アウトドアが大好きな彼ら
イギリス人がハイキンギ・コースを整備した、と聞いた事があった。

その整備方法は元々の獣道を少し幅広にしたり、平坦に歩き易くした
程度だったが、それが1997年の中国への返還以降はそんなコースを、
今度は中国人が、わざわざコンクリート舗装するなど、、、

37x 我々ハイカーに言わせると舗装など全く余計な事
をしてくれたな~!、と思ったものだった !
そんなコースが至る所に増えたのは間違いない。
←その一例:新界東北部九龍坑山、写真の
ルートを初めて歩いた時は泥土の道の登り坂
だったが、この時はコンクリートの階段に手すりまで
付いていた。(中国の善意かな?!^_^)


私が居た2007年3月までの10年間は、大きなデモなどは無かった
が、ただ憶えているのは香港議会の議員選挙で民主派の立候補者が、
なかなか当選出来なかったり、そもそも立候補すら出来なかった等々、
そんな中国寄りの選挙法の改正を訴えるデモが有った程度だった。

それが、、、
私が2007年4月に帰国して以降、2014年に起こったあの「雨傘革命」から
今はそれを遥かにしのぐ、特に昨2019年は香港政府による、
”容疑者引き渡し条例” 改正に対しての激しいデモで、香港中が大騒ぎに
なったのは周知の事実だ、、、
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今年になってからはコロナ禍もあって毎年恒例の天安門事件追悼デモも
比較的小規模だった様だが、、、!? 


昨1日の報道によるとこれまでの激しいデモや改革運動の主だった
指導者達は今後一切政治活動はしない旨を正式に表明した、、、!
それは彼らもさすがに今後は中国が本気で自分たちを潰しに来ることは
必須なので、もし逮捕されたら今度は身柄を中国本土に移送されたり、、?
もし、そうなれば命の保証すら出来ない非常に危険な状態に成りかねない
ことを察したからだろう。

さらに危惧すれば、、、この「国家安全法」がもし遡って適用されたら?
とも考えたかもしれない? これだって中国の事だから十分やりかねない。
昨1日夜の報道によると、新法律施行当日から警察は取り締まりを強化、
早々に相当数の逮捕者が出た模様、、、これは⇒本当に怖い話だ、、、!

◎香港に住む旧友の話だが、、、
主に老人とか中国政府寄りの考え方と、中国に関係なく香港独自の自主性
を重んじる主に若い世代の間でそれぞれ家庭内悲劇が起こっている、と!
若い香港人で警察官の家庭では本人と家族の意見が違ったり、、、
また逆に民主派の若い人の家族でも、本人とその両親や家族との意見の
違いでそれぞれ家庭崩壊の様な悲しい事が多く起こっている、とか?
民主派のデモる若者もそれを取締る警察官も似た様な年齢の若い世代!
、、、これこそ全く悲劇だ!  香港社会が崩壊していく、、、!

だから以前、以下の様に私は書いたのだ、、、!
何処かの国の様に政府や国の最高責任者に対して自国民が大声で罵詈
雑言を浴びせたり貶したり、メディアは公然と批判報道をしても警察も
飛んで来ないし
逮捕もされない、、、?
そんな夢の様な変な国?と、今後の香港は根本的に違うんだ~! 

だから、、、
もし可能ならば、、出来るだけ早い内に 別の方法?  別の生きる場所
を探した方が良いのかも知れない?例えば 旧宗主国 とか? 』、、、と。

しかし、若い人でも自分が生まれ育った香港を捨て去る事は忍びない
だろう! ならば今後は地下に潜るか? 日本でも知られているあの女性
活動家は「生きてさえいれば希望はある」、、、と最後のメッセージ!
とにかく命を落とす様な事にならない事を祈るのみ!
 
ただ、台湾が『昨日の香港は明日の台湾』と、香港からの移住者を快く
受け入れる表明をしている事は、彼ら民主派改革運動者にとっては、
非常に力強くて朗報かも、、、!
ここにきて、イギリスもやっと移住者を受け入れる表明をした様だが? 

◎最後に、、、
10年間楽しく過ごした香港、私は若い人達の将来が本当に心配だ~!


◎関係参考資料
*香港
(Wikipedia)
*アヘン戦争(Wikipedia)
*香港返還(Wikipedia)
*一国二制度(Wikipedia)
*FNN Prime
*BBC News Japan
*2014年香港反政府デモ(Wikipedia)
*クリストファー・パッテン (Wikipedia)


◎過去の関連ブログ記事
*今、香港が揺れている!?

*香港はあと30年で、、、
*香港の山の魅力
*香港返還15年

◎過去の関連HP
*『光頭老の手紙 From:Hong Kong』
*誰も書かなかったチュウ国
*懐かしの映画(27)『慕情』

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