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2016年8月22日 (月)

“ニイタカヤマノボレ”、の送信元は?

先8月15日の拙ブログ新高山に登ったけど? で書いた昭和16年12月8日、
日本が米国との開戦に踏み切った 真珠湾攻撃! 
この合図の暗号電文が我海軍の機動部隊に送信された、あの有名な、、、
「ニイタカヤマノボレ 一二〇八(ひとふたまるはち)」、、、

この電文が実際に送信された場所、とされる所が何と! 我家から
ほど近い隣県の刈谷市にあること自体は以前から聞き知ってはいたが?

そこは、「依佐美(よさみ)送信所記念館」 と云う所で、公共交通機関が
通っていない刈谷市の畑のど真ん中なので、ついつい行きそびれて
いたところ、前記の拙ブログを読んでくれた刈谷在住の友人に誘われて、
彼の車で案内して頂いて初めて見学する事ができた。

Img_0001そこは刈谷市のほぼ中心、周囲は広大な畑の
ド真ん中にある、「フローラルガーデン依佐美」
と云う、主に花や植物が多い公園敷地内。
その一角に建っている立派な建物で、
何でも2012年3月31日にリニューアルオープン
したらしいので、まだ真新しい!



◎記念館のガイドブック、その他によれば、、、
現在の刈谷市(当時の愛知県碧海郡依佐美村)に世界最大級の大電力
無線通信所として設立、運用開始された。(1929年(昭和4年)
それは超長波の17.44kHz、波長:約17㎞、出力500kW だった!

結局、あの昭和初期はまだ短波放送の黎明期で、諸外国や太平洋上の
我が艦船向け無線通信は長波に頼らざるを得なかった。その中で特に
超長波、と云う電波の特質は、海面下まで届く唯一の波長 なので、
太平洋戦争時には日本海軍の潜水艦との交信に重用された。

従って、、、
「ニイタカヤマノボレ」の暗号文も、この依佐美送信所から潜水艦へ発信
されたらしい!? (参考:電磁波の種類と特徴

Img_0015

依佐美送信所は1929年(昭和4年)から欧州向け
に運用を開始。





Img_0021大電力のテレフンケン式高周波発電機(ドイツ製)
を使用した超長波送信設備と、、、、

刈谷市のシンボルとして市民から親しまれた
高さ250mのアンテナ鉄塔8基は、1993年にその
役目を終えるまで活躍した。

Antena250mの高い鉄塔8基(4基×2列)は横方向2本の
鉄塔間隔が500m。 縦方向4本の鉄塔間隔は
それぞれ480m合計1440m、と広大な敷地に
建設されていたので、近隣周囲の何処からでも
見えるし、特に夜はその鉄塔上部に付けられた
警告灯の輝きで目印としても役に立ったらしい!

そして、依佐美送信所は1997年(平成9年)に鉄塔、2006年(平成18年)
には送信所が解体されたが、今も重要な機械遺産・産業遺産として
一部の施設を残しているのが今回見学した、依佐美送信所記念館。
想像していたより比較的近年まで使われていた事にオドロキ!

Img_0007その正面玄関前には、上記アンテナの一部、
それも250mの1/10サイズ、25mが建っていた。

記念館は、歴史的マイルストーンと産業遺産と
しての歴史的施設であり、依佐美送信所の
関係資料を保存する施設で、貴重な産業遺産で
ある送信機器類が数多く展示されている貴重な
施設だった。



ただ、私が気なったのは、終戦後この施設が米軍に接収されたのは
止むを得ないだろうが、1950年頃から在日米軍は何とッ! 自分達の
対潜水艦通信にここの施設を利用していたらしい。
まぁ~、アメリカも意外とセコイな~!^_^)、、、
それとも日本の技術力に脱帽していたのかな?ならば許すとしよう!^_^)


◎依佐美送信所の見学を終えて、、、

その歴史、ひいては日本の歴史をも振り返ることが出来る立派な施設、
と強く感じた。だからこんな施設は是非後世まで残すべき!とも思った。

ただ、ここは如何せん電気電波機械の施設なので自ずから専門的になり
あまり一般向けとは云えない。
しかし、あまりにも立派な施設設備なので出来るだけ多くの人に訪問して
貰うには、もう少し一般受けする簡単な説明や工夫が必要かも?

私自身は、若い頃の趣味だったHAM(アマチュア無線家JA6DDK)的関心、
それに強電分野での業務経験上、モーターや発電機等と、それの制御に
関する経験も有ったので、見学中非常に興味津々だった。


◎最後に、、、

この依佐美送信所記念館は、昭和初期の日本の技術力の高さを改めて
認識させてくれる、とにかく素晴らしい施設だった!

写真集 ≪依佐美送信所記念館2016.08.19≫ も是非ご覧下さい!
 (※詳細説明を書いています。以下と併せてご覧あれ!)

Kikaisetsubi←記念館のガイドブックにある設備の説明書











◎以下、関連資料。
公式サイト
依佐美送信所 (Wikipedia)
フローラルガーデン依佐美
依佐美送信所 (アマ無線局JA2DJNのページ)
(※こちらを大いに参考にさせて頂きました!)

◎過去に書いた関連ブログ記事。
新高山に登ったけど?

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