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« 正月三ヶ日を過ぎて、、、! | トップページ | 「RYAN KEBERLE & Catharsis Japan Edition 2016」 »

2016年1月12日 (火)

ジャズ喫茶 「GOOD BAIT」

今時の若い人は聞き慣れないかも知れないが、、、
昔、日本では ジャズ喫茶 って~のが流行った時期があった。
そう、あれは私が20歳頃だった1960年代、故郷長崎市の繁華街の一角、
あの流行歌のタイトルにもなった思案橋 の近くに「マイルス」 、って云う
名のジャズ喫茶店が有った事を思い出す古~いお話!
            、、、あの頃はその店に良く通ったものだったが、、、!

ここで、綾小路きみまろ じゃないけど、“あぁ~あれから40年!”、、、
否すでに50年か! 先日、友達に誘われて隣町にあるジャズ喫茶に
行った。そこは「GOOD BAIT」、って名の店で、実は2年程前に初めて
行った事があったので今回は2回目だった。
Img_0001
先ず、路地から見たらこんな外観だけど、、、
古びた看板、ツタがからまる薄汚れた白い壁
もし看板が無かったら、云い方は悪いけど、、、
  、、、“街角の公衆トイレ” と間違われそう!
(マスター、済みません!^_^)
 

店の正面はこんな感じ、、、

Img_0002
一見、営業中なのか否か不明!?
しかし、入口の横に「やってます。」と書かれた
これまた 薄汚れた木札 が掛けてある。
記憶にある2年前とほとんど同じたたずまいだ。

 

中に入ってみると、、、
先ず入り口から左手、10坪有るか? 無いかぐらいの細長くて狭い空間。

Img_0003まだ昼間なのに店内は薄暗い!
一番奥にはJBLのスピーカー“Olympus”が鎮座、
真ん中のモニターはDVD再生用らしい。
壁にはレトロ調の柱時計、使ってないアンプ類や、
ジャズメンの写真、ギター等々。
良くあるジャズ喫茶店らしい飾り付け!

ここまで見ただけで、古き良き時代のジャズ喫茶店の雰囲気が、そのまま
残っている。こんな店が現在日本中にどのくらい残ってるのだろうか?
今、60歳以上程のジャズ好きな人達には懐かしい古巣の名残りだろう!

 

Img_0004左手には、またヴィンテージなアナログ・プレヤー、
何処かで見た事があるな? と思ってたら、、、
案の定、DENONの業務用プレーヤーシステムだ。
ハッキリ云って今や骨董品、興味が無い人には
ただのガラクタ!

(マスター、またもや済みません!^_^)

 

そして正面右手には、古いアップライト・ピアノと Pearl” のドラムセットも!

Img_0006たまにはライブもやってるのかな~?
どうもその様には見えなかったけど、、、?
しかし、もしこの狭いスペースでライブをやったら
例えピアノ・トリオでもうるさくて、まともに聴いて
居れないのでは? と思ったり、、、

 

マスターが運んでくれた濃いめのコーヒーを飲みながら、彼といろいろ話が
出来た、、、2年前に初めてこの店に来た時も感じたが、愛想が良くて、
人懐っこいオーナー・マスター
は60歳代半ばとか!
                        、、、如何にもジャズ・レジェンド!
、、、店は1974年オープン、って云うから既に42年目か!?、、


周囲を見渡すと、、、Img_0007

こちらは正面に向かって左側の棚の一部。

 

 

 

Img_0008そして、こちらは右側も棚の一部、、、
さらに、この部屋だけでなく、実はこの裏手にも
小部屋が有り、とにかく、ありとあらゆるスペース
にマスター手造りの棚にレコードやCDがあって、
その全てのディスクが、ところ狭しと並んでいる。

 

そして驚くなかれ、、、
アナログ・レコードのコレクションが現在3万数千枚?、
ひょっとして4万枚有るかも? とか! マスターご自身もうろ覚え!^_^)
今現在でも定期的に新譜レコードを仕入ているらしいから凄いッ!

かの有名な岡崎市の“内田修ジャズコレクション” より、そのコレクション
の数は多い。真に世界遺産、イヤ控えめに見ても 三河遺産 だッ!^_^)

下図は入り口の右手、、、棚の下には沢山のファイル、、、
これはマスターが全てのレコード・コレクションの内容を全部手書きで
創った 貴重なデーターベース なのだッ!

Img_0014今時、こんなのはパソコンで創るのが普通と思う
けど、デジタル嫌いで、パソコンも持たない、、、
と云うマスターらしいこだわりの一品、宝物だろう。

来客の中には、再生中のレコードを聴きながら、
その内容の詳細を記したこのファイルを熱心に
読んでいるお客さんも居た。

それにしても、これだけの資料を全て手造りする
マスターの熱意には完全脱帽!

 

この資料棚の裏側が、云わばこの店の心臓部! ここで唯一の飲み物の
コーヒーを準備し、お客さんリクエストのレコードをセットするスタジオ!^_^)
客席側からは直接見えないコーナーだ。

Img_0009正面のフロア・スピーカー“Olympus”を駆動する
主たるアンプは、云わずと知れた“Mcintosh”
JBL と マッキン、と云えば、、、
ジャズ・レコード再生の定番オーディオ・システム!
これはマニアの間では常識みたいなもの。

 

その他、この棚には古いサンスイのアンプ、CDプレーヤー、、、
カセット・プレーヤー、etc、etc、etc。


Img_0010アンプ群の下がアナログ・プレーヤー・システム。
2年前は2台の“Thorens”(トーレンス)でLPを
かけていたのを思い出すが、マスター曰く1台が
故障したので、右手の黒い “Nottingham”
(ノティンガム)に代えたとか! これは実物を見た
のは今回が初めて! 如何にも重量級

カートリッジは“Ortofon”のMCタイプの様だった? これまた定番!


まぁ~ここまで拝見すると、、、
ジャズを再生するための最高級オーディオ・システム! って事が分かる。
オーディオ関連だけでも、これまでの投資額は占めて数百万円~数千万円
にはなるだろうな~!?(溜息)。

ただ、間もなく後期高齢者になって、高域の聴覚ゲインが落ちてくる
私のポンコツ耳 で聴いた 肝心な音の正直な感想だけど、、、
これだけの高級システムにしては、その音質がチョット?、って感じ?
多分、アンプの調整か、何かの設定が狂ってるんではないかな~? と!
       、、、例えば“Olympus”のアッテネーター設定などは如何に?
   、、、専門家ではないのでワカランけど、、、?

明らかにレコード・トレースの針音とは異なる、高域のバランスが何となく
気になって、ノイズっぽい音に感じたけど? 果たして、、、?
ホント自分の耳がおかしいのか? 他の人はどう感じてるんだろう、、、?

(マスター、済みませんが、いつもこんな音なんでしょうか~?)

 

◎ところで、マスターとの雑談の中で、、、
私が以前聞いていたマスターの好みのジャズはエリック・ドルフィーなど
フリージャズかな? そこで今回、改めてその質問をしたら、、、
「これを聴いてみて! それほど極端なフリーじゃないでよ!」 と云いながら
聴かせて貰ったのが、『My name is Albert Ayler』、と云うディスクで、
テナーのアルバート・アイラーの“Summertime”(サマータイム)。

聴くと、、、なるほど、それほど酷いフリー・ジャズではなかった。
しかし、かと云って私が好きなオーソドックスなジャズでもなかったッ!^_^)
ただ、これは既製のLPとかCDではなく、手造りCDの“サマータイム”集!
他にもいろんなミュージシャンの“サマータイム”オムニバス版だった。
しかしパソコン嫌いのマスターが、こんなCDを作る訳ないし、、、果て?

Summertimeそれはともかく、なかなか面白い企画、って云うか、
こんなCDを自作するのも面白いかも?
中でも野口五郎がオーケストラをバックにした
“サマータイム”! これもなかなか良かった!^_^)
(左図は友人撮影の画像を借用)


野口五郎、と云えば、ここで思い出したのがマスターとの話の中で、、、、
「自分は石川さゆりも聴きますよ!」、な~んて、、、
              、、、ジャズ喫茶のオヤジ らしからぬ発言!

そう云えば、マスターの膨大なレコード・コレクションの中には、ジャズだけ
でなく、石川さゆり、都はるみ、等々歌謡曲LPも多数お持ちだった。


この話は私としては実に嬉しい、楽しい、同感共感だった。即ち、、、
何でも分け隔てなく聴きますよ!、ってこのマスターの態度が好きだった。
ただ、この時はクラシック音楽の話は出なかったが、、、?

私も音楽だったら浪花節も含めて和洋何でも聴くタイプだから、、、
ただ、その中では 番好きなジャンルがジャズ、って云うだけ!

往々にして世のジャズ好きな人、俗にいうジャズ狂達は、自分達だけで
勝手に悦に入って、他を寄せ付けない雰囲気を持っている者が多い。
同好者同士で互いにジャズの知識をひけらかして自己満足している!
             、、、私ャ~そんな人達が昔から大嫌いなのだッ!
だから、そんな同好会の類には誘われても顔を出したことはない。


◎話があっちゃこっちゃ飛ぶけど、、、

この日、同行した友人から見せて貰った一冊の本、
『俺たちのジャズ(狂)青春期』、は国内のジャズ喫茶店のオーナー等が
ジャズへの想いを書いた随筆集みたいな本だけどなかなか面白い。

その中に、今回の「GOOD BAIT」のマスターも一筆したためている。
そこでは、マスターがジャズ好きになった経緯、脱サラしてジャズ喫茶店の
オヤジとなり、モロモロの艱難辛苦を経て現在に至った話が面白おかしく
書かれている。

まぁ~ジャズ好きも趣味の範囲では良いが、ジャズ喫茶のオーナーとも
なれば、云うなればその道のプロ!
            、、、それなりにいろいろご苦労も有る様だ。
マスターは他にも 「ジャズ批評」誌等でCDやLPの批評も書いてるらしい?
な~んか、そんなタイプの人には見えないけどな~?^_^)

 



◎最後に、、、

ハッキリ云わせて貰えば(最初からズケズケ書いてるクセに!^_^)
お世辞にも綺麗でお洒落な店ではない、、、!
出し物も500円のコーヒーだけ、つまみの類もない、無い無い尽くし!
                     、、、有るのはジャズ・オンリーなのだ!

ただジャズ好きな私としては、こんなお店が自宅から電車で二駅ちょっと、
比較的近くに有るんだから、これから出来るだけ顔を出すようにしたい、
                              、、、と思ってるけど!?
そうだッ! 夫婦喧嘩した時など、その逃げ場としても使えそう!^_^)


またもや話は変わるが、、、

俗に何事もいわゆるマニアと呼ばれる人は、ともすれば家庭を顧みず、
自分勝手な我がまま放題を押し通し、いずれ家族からも乖離し、、、
挙句の果て、最後はその家族からも見放される人も多い!

その点、上記の本、『俺たちの、、、』 の中で、、、
ここ“Good Bayt”のマスターが最後に書いていた家族への感謝の言葉、、、
「愛すべき女房殿にお礼を言いたい、、、最愛の子供たち、、、云々」
私ャ~この言葉が気に入った! 決して驕らず高ぶらず、心からジャズと
家族を愛してやまないマスターの人間性に敬服!


以下ネット上での「GOOD BAIT」 紹介サイト。
http://loco.yahoo.co.jp/place/g-cMSWvAtbnjs/

拙ブログ、本文記事左側INDEX欄、 ※“趣味の音楽関連”から、
(1)ブログ“音を楽しむ徒然語り” その1 以降のシリーズと、
(2)HPの  “Modern Jazz LP Collection” も併せご覧下さい。

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コメント

こんなところに!こんなのがまだあった!(失礼)                         名古屋で探すのを諦めていた、というか、新しく」できたjazz喫茶はボリュウムあげてくれないし・・・
昔、good man とか伏見にあったなあ・・・
よし、オートバイとばしていこー!

初めまして!、、、レスが遅くなりましてスミマセン!

もう「GOOD BAIT」には行きましたか?
名鉄知立駅の近くで、イーグルボウルの裏手になります。
もし行かれたら感想をお聞かせ下さい。

今後ともヨロシク!

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