「及部恭子 Oyobe Kyoko from NY Quartet」
先10月24日(土)、この夜のライブハウス“Mr.Kenny's” は、、、
及部恭子 、と云うピアニストは今まで知らなかったが、、、
今回は彼女が2011年からやっている日本ツアーの5回目だったとか!
今回の日本ツアーでは、、、
Chris Speed (t.sax, clarinet), Michael O'Brien (bass), Gene Jackson (dms)
、この3人が New York から同行している。
彼女自身のHPサイトでのメンバー紹介では、、、
Chris Speed :アヴァン・ジャズ界の鬼才テナーサックス&クラリネット奏者、
Michael O'Brien :パワー溢れる若手のベーシスト、
Gene Jackson :スゥインギーで安定したグルーブを紡ぎ出すドラマー、、!
◎この日のライブの感想は、、、?
1st.出だし1曲目は知らない曲だった。スタンダード?
それとも彼ら(及部恭子)のオリジナル? 4ビートのアップテンポでとにかく
以後の演奏に期待が持てた、、、♪、が?
2曲目以降、何だかスゥイングしないし、訳が分からない難しい演奏が
続く、、、特にスロー・ナンバーでは正直眠たくなり、かったるい!
中でもテナーが何を吹いてるのかゼンゼン、、、?
、、、しかし、途中でな~るほど、、、!
これがいわゆる今風フリー・ジャズ、 アヴァンギャルド・ジャズ、って
、、、やつか? と気が付いた!^_^)2 st.になっても相変わらず難しい演奏が続く♪?
曲はオリジナルとスタンダードを織り交ぜてる様
だけど、スタンダード曲、と紹介されても殆ど
聞き覚えのない曲ばかり!?
ただ、1st.~2 st.通して分かった事は、ピアノの及部恭子は高音部を
シングルで弾き叩く時のテクニックが超早くてこれは圧巻、、、、!
また、ベースの Michael O'Brien も、物凄いテクでウッド・ベースをまるで
ギターの様に弾きまくっていた。こちらも速弾きで唸らせる!
正直フリー・ジャズはあまり好きに慣れないが、時折4ビートの演奏では、
及部のピアノも、またMichael O'Brienのベースも素晴らしくスゥイングする
ウォーキング・ベースを聴かせてくれたので、、、ホッ!汗)
そして、いよいよ終盤、演奏は徐々にエキサイティングしていき、、、♪
S.モンクの曲を超アップテンポで演奏したり、素晴らしい4人のインター
プレイが続く、、、♪
とにかく前宣伝どおり、フレッシュでユニークなサウンドを聴かせてくれた。
、、、気が付いた時は自分もアンコールの拍手をしていた!^_^)
大きな声では云えないけど、、、(と書きながら太字にしている!^_^)
フリー・ジャズはライブでこそスリリングだけど、、、
私の様な 古いジャズが好き な爺ィーは、正直CDを買ってまで聴く気には
なれないな~!^_^)
ジャズはやっぱり ♪"It Don't Mean a Thing"♪ 、って事なんでは?
◎最後に、、、
今回の及部恭子 もそうだが、日本人ジャズ・プレーヤーも世界的にレベル
の高い人が多い事を再認識!
知名度が高い低いはあっても、その殆どがアメリカ、NYを拠点として活動
しているのが本当に素晴らしいし、また頼もしい!
◎参考までに及部恭子ピアノ・トリオ をお聴きあれ!
(注:ドラマーは今回のライブとは別人)