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2015年7月16日 (木)

訃報、オマー・シャリフ

先7月10日、オマー・シャリフ の訃報を報道で知った!

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1932年生まれと云うから私よりちょうど
10歳上。
エジプト出身のアラブ人俳優。
キリスト教徒だったが後にイスラム教に
改宗したとか?

この人は沢山の映画に出演しているが、
私が実際に観た彼の出演映画は、、、
主演した「ドクトル・ジバゴ」 と、
助演した「アラビアのロレンス」 、、、
、の2本だけ!

 

今、考えてみると、、、
私は若い時に観た多くの映画(本稿左側  ※“懐かしの映画”シリーズ
で、世界の近代史をたくさん学んだような気がする? 例えば、、、、、


今回亡くなった オマー・シャリフ の主演作、「ドクトル・ジバゴ」
語る前に、、、、、
先ずは、ソヴィエト共産主義が生まれた過程と、そのプロパガンダ映画
として有名なサイレント無声映画の傑作 「戦艦ポチョムキン」 を観たこと!

それでロシア革命の夜明けを知った後、実際の革命の真っ只中での
一般市民の様子や、革命の渦中に翻弄される男と女の恋の話など、、、
それら、当時のロシア社会を舞台にしたパステルナークの小説を映画化
したのが 「ドクトル・ジバゴ」 だった。

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この映画の主人公の医師を演じたのが
オマー・シャリフ
本当にロマンあふれた美しい映画で、
当時のロシアの大地と、そこに生きる
人々の様子が感動を呼ぶ超大作だった。


また、そこに流れる音楽: モーリス・ジャールの挿入曲が忘れられない。、
「ララのテーマ」 は涙が出るほど美しい素晴らしい音楽!^_^)

もう一つの彼の代表作 「アラビアのロレンス」 は、、、
そもそも、近年頻発している中東地域での各種紛争!、、、
この問題の根の深さや、その歴史と遠因など、日本人にはなかなか
理解し難い面があった。

しかし、中東地域の歴史など、シナイ半島や今のサウジ・アラビアを舞台
にしたこの映画が、19世紀のイギリスが、どれだけイスラム、アラブ諸国を
蹂躙し、特に第二次世界大戦以降、今度はアメリカやフランスが中東の
原油を狙ってイスラム諸国を、その覇権下に置いてきたか、、、!
、が、この映画を観て良く分かったし、、、さらに

その結果、実は我が国もその恩恵に与かっている事、即ち今話題の
安保法案、特にホルムズ海峡の重要性など、我が国に於ける、原油等
エネルギー問題を考える時、中東問題に無関心であってはならない!

そんな意味でも、私はこの映画が大いに参考になった。

だから、拙ブログでも、最近の イスラム国(IS)  による日本人拉致殺害
事件や、もう2年以上も前の アルジェリア でのイスラム武装集団の
襲撃で、日本人駐在員に犠牲者が出た事件等など、ブログで中東問題
を取り上げた時には、必ずこの 「アラビアのロレンス」 を紹介している。

Omarsharif映画 「アラビアのロレンス」 での オマー・シャリフ
は、助演としての砂漠の遊牧民族ベドウィン族の
族長役が完全にハマっていた。

それは下手に米国人ハリウッド俳優等を遣わずに、
本物のアラブ、エジプト人俳優だった、
オマー・シャリフを起用した事も、この映画の
成功した理由の一つになったのでは?

また、こちらも音楽: モーリス・ジャールの テーマ曲 が本当に雄大で、
且つ憂いを込めた如何にも中東の砂漠を思い起こす様な素晴らしい
音楽だった!

◎最後に、、、
「ドクトル・ジバゴ」「アラビアのロレンス」、両作品とも
個性豊かな オマー・シャリフ の存在感あふれる秀作だったし、、、
また、この両作品とも監督は デヴィッド・リーン
かの 「戦場にかける橋」 でアカデミー監督賞を受賞した監督だった。

さらにもう一つの共通点は両作品の音楽監督も同じくモーリス・ジャール
こんなロマン溢れる超大作映画の監督や音楽を創る人は本当に凄いッ!

今考えると、オマー・シャリフ の映画をもっと沢山観ておけば良かった!
ここに謹んでご冥福をお祈りします!

◎オマケに、、、
オマー・シャリフ自身が語るドクトル・ジバゴ撮影秘話1~5
https://www.youtube.com/watch?v=SHCbbZm9U0o


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【注】下段の各≪写真集≫は2019年3月以降、現サーバーの改編で継続不可となりました。従って多数写真のアップはブログ記事内で紹介しています。