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2014年11月29日 (土)

アメリカの黒人騒動

またもやアメリカで黒人騒動!
ミズーリ州ファーガソンで起こった白人警察官が丸腰の黒人少年を射殺。
これに関して結局、白人警察官が不起訴になった事に抗議する黒人たちのデモ、そして暴動となってしまった騒ぎ、、、他の州にも広がっているとか?

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今回の事件の真相は諸説ある様で?、我々にその真偽は分からないが、
一般アメリカ人は表面的には人種差別を否定し、建国以来の
『法の下の平等』 という精神に支えられている。
しかし実際にはアメリカ国内の地域にもよるだろうが、黒人を嫌う根強い
偏見があるのはすでに周知の事実。

以前もブログで書いたが、、、
特にアメリカ南部での人種差別問題は我々が想像するより遥かに深刻な
ようだ。映画 『ジャイアンツ』 でも出て来るが、メキシコ系の人は普通の
ドライブ・インの様なレストランにも入れない。
店には 『我々は客へのサービスを拒否する権利を有する。』、と書かれた
チラシが壁に張付けて有ったり、、、 19世紀や20世紀初頭までの話では
ない。公民権が全てのアメリカ人に法律で保障されている今現在でも、
その実体はなかなか改善されない様だ?

大方の日本人は茶の間のテレビを観ながら、アメリカの人種差別を簡単に
批判したりしているが、実際にはそう簡単な話ではないし、他所の事を
批判するガラではない。昔から現在に至るまで、日本国内でも、どんなに
自称リベラル派だろうと文化人だろうと、口ではどんなに綺麗事を云っても
心の底ではお隣の国の人に対して差別意識が有るのは否めないだろう!

詳しい話は忘れたけど、、、
ある典型的な白人リベラル派アメリカ人の家族が居た。
その家長は日頃から人種差別に批判的で、子供達や家族全員に絶えず
“法の下の平等” を説き、皆からも尊敬されていた。
ところがある日、自分の愛娘に黒人のボーイフレンドが出来た事に対して、
その家長は激怒! 結局、娘は半強制的にそのボーイフレンドと別れさせられた、って話、、、これが現実なのだ!

また、私が昔初めてブラジルに行った頃、とある田舎町の教会に日本人
シスター(女性の神父さん)が居たので、いろいろ話した中で、教会に二つのトイレやエレベータが有って、神父やシスターが使う分と、教会での雑用係の黒人使用人が使う分が、それぞれ別けられていたので、私は 『まさか神聖な教会の中までそんな身分、人種での差別がまかり通るのか?』、と件のシスターに詰問してみたら、、、

そのシスター曰く 『これは 人種,身分差別 ではなく、職務分担の為の 区別 です。貴方(私の事)はブラジルに来て間もないので、不思議に思うでしょうが、いずれその意味が分かりますよ!』、と、、、。
確かに3年後ぐらいにその意味、その必要性が理解できた。

つまり単なる言葉のアヤの様だけど、、、
人種差別”は良くないが“人種区別”は必要 と云うこと!
つまり"差別"は相手の文化風習、人格人権を無視してこちらのそれと
"上下差"をつけて分け隔てる。
一方"区別"は当然異なる相手だから"上下差"ではなく"分け隔てる"こと。
家の中での、その家族と使用人の関係、と云えば分かり易いだろう!


◎結論:
かように人種問題、民族問題は簡単なようで実際には難しい問題!
アメリカの黒人問題に限らず、世界中の全ての民族が持っている他民族への排他的な考え方は、大昔から現在、そしてこれからも未来永劫と
続くだろう! そして、、、
アメリカの恥部、人種問題と 銃社会の問題 も、ちょっとやそっとでは、、、
無くならないだろう!

私の手持ちの ジャズ・レコード の中から “We Insist !” 、、、 
061_2
ジャズ・ドラマーのマックス・
ローチが、「公民権運動」を、
勇気付けた傑作アルバム。
主張するならこういう具合に
主張する、、、、

カウンターにいる白人店員の
戸惑ったような視線、
客3人の黒人の鋭い視線。
その視線は 「君は、我々の
主張を、理解して、
聞けるかね」と、訴えている。


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【注】下段の各≪写真集≫は2019年3月以降、現サーバーの改編で継続不可となりました。従って多数写真のアップはブログ記事内で紹介しています。