井上 智 カルテット
先週8日(水)、いつものジャズ・ライブハウス“Mr.Kenny's” へ行った。
この日の出し物は、、、
「井上 智 カルテット〜Jim Hall Tribute Project〜
New Album 『Plays Jim Hall』 リリース記念ツアー」出演メンバー:井上 智(Gt)、片倉真由子(Pf)、増原 巖(B)、横山和明(Ds)
ジャズ・ギタリスト 井上 智 はディスコグラフィーに
よると、、、
1989年ニューヨークへ渡り、ニュースクール大学ジャズ科で
ジム・ホールに学び音楽的・精神的に影響を受けたとか!
同校卒業後ニューヨークのジャズシーンで、ジム・ホール、
ジュニア・マンス、フランク・フォスター、バリー・ハリス、
ジョン・ファディスなどのトップ・ミュージシャン達と共演!
、、、と、あるから日本人ギタリストとしても凄い!
去年の暮れに 突然逝去したジャズ・ギタリスト の
ジム・ホール!
このジム・ホールを師と仰ぎ、個人的にも親しかったと云う
井上 智 が追悼と敬意と感謝の気持ちを込めて、
彼のオリジナル作品を中心に全国をツアー演奏している。
この8日もその一環だった。
この夜も、ステージには在りし日の彼の写真が飾って
あった。
私はジャズ・ギターは他の楽器に比べて、それほど大好き、って訳では
なかったけど、ジム・ホール、ウェス・モンゴメリーなどは聴いてたし、
最近では ジョー・パス、グラント・グリーン、ケニー・バレル、など他の
有名ギタリストのレコードも一とおり聴くように心掛けている。
その中でジム・ホール主演奏の、、、
「アランフェス協奏曲(Concierto De Aranjuez)」 を
聴いた時は正直驚き、そのスペイン音楽の哀愁に満ちて
情熱的な響きをもった演奏に聴き惚れたものだった!
このレコードはジャズと云う枠を超えて、有名クラシック
音楽にも匹敵する名作と思う!
私のHPの ここでも紹介しているけど!
◎話を戻して、、、
ジャズ・ギタリスト 井上 智 、私はこの夜が二度目の生演奏聴きだったが、
さすがにジム・ホールを師と仰ぐだけあって、その演奏スタイルも何となく
ジム・ホールに似ていたな~!!
また他のメンバー、片倉真由子(Pf)、増原 巖(B)、横山和明(Ds) との
コンビネーションも素晴らしく、、、さすが日本の一流メンバー揃い!
ジャズと云えば、直ぐに派手な管(トランペット、サックスなど)を
思い出すが、、、
ピアノ・トリオやこの夜の様なギターをメインに構成したジャズは、
往々にしてイージー・リスニング的な聴き方をしてしまう、、、!
しかし、やっぱりこの夜の様にライブで聴く方が素晴らしい!
◎参考:本文左側の ※“趣味の音楽関連”シリーズ もご覧下さい!
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