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2014年6月15日 (日)

ブラジル人とサッカー、その2

Brasilflag_7_2_2
前回も書いた様に、私は1977~78年当時、 ミナス・ジェライス州 の州都
ベロ・ホリゾンテ 近くに住んでいたが、ある時 ベロ・ホリゾンテ にある
サッカー・スタジアム“Mineirão”(ミネロン)”に行った事があった。

その日は試合はやってない日だったが、生まれて初めてサッカー競技場を
目の前にして、その圧倒的な大きさ、広さに驚いた事を今でも憶えている。
ピッチから周囲を見ると、まるで自分が谷底にいて、周囲を取り巻く観客席スタンドが迫ってくる様な感じを受けた!
Mineiro
(この写真はネットから借用した最近のMineirão、当時はこんな立派な
 屋根はなかった!)

6万人収容と云われるこのスタジアムで、実際に試合がある日は相当な
迫力だろうな~と想像したものだ!

ブラジルでは前回書いたような ワールド・カップ・シーズンに限らず、年中
国内各地のサッカー・クラブ同士の試合が行なわれていて、いつでも何処
でもテレビのチャンネルでは、必ずどこかでサッカー試合を中継していた。
その点は日本のプロ野球中継以上の時間を割いた放送。

後年、1980~’81年頃だった? と記憶しているが、その頃はサンパウロ
市内に住んでいて、ある日初めてサッカーの試合を観に行った。
場所はサンパウロのサッカー場では、いわゆる老舗の
“Morumbi”(ムルンビー) スタジアム!
Morumbi_2
(この写真もネットから借用した最近の“Morumbi”スタジアム)

◎ここで生まれて初めて生で観戦したサッカーの感想は、、、?
先ず、スタジアムで観戦する時の注意事項は前もって情報を得ていた。
例えばアルコール類、危険物の持ち込み禁止、食べ物類はスタジアムの
中の売店で買ったものに限ってOK! その他モロモロ。

しかし、酒類はともかく、家族で観戦するのでおにぎり弁当ぐらいは
良いだろう? と持参、、、、まずスタジアム近くの駐車場、ここでは
試合開始の数時間前からほぼ満車状態、、、やっと隙間に割り込んだ。

そしてイザ開場へ入場する時、、、
ゲートで大げさな身体検査、、、おにぎりもダメ! と云われたが我々が
日本人なので何とか目をつむってくれた事は助かった。
そんなところは何処かの国? と違って融通が利くブラジル人!^_^)

そして、いよいよスタンドへ、、、
我々家族は、自宅の近くにあるサッカークラブ“Corinthians”(コリンチャス)
を応援していたので、当然そのサポターが座っている場所に、、、
先ず驚いたのが、試合前からスタジアム全体がもの凄い怒声の渦!
こりゃ~テレビでは決して味わえないド迫力!

試合が始まったら、、、
一見、おとなしそうな女の子が凄まじい嬌声を張り上げて圧倒され、、、
さらに酒類持ち込み禁止の筈だったけど、、、、、
時間の経過と共に近くの席から酒の匂い??

よく見ると、バンディラと呼ばれる、あの応援用の大きな旗、その竹竿の
一番下の部分を咥えて何やらゴクン、ゴクンと飲んでる様子?
あとで分かったけど、中に ピンガ(砂糖キビで出来た焼酎)など酒類を
仕込んでいて、“座頭市”が使う剣の仕込み杖ならぬ 仕込み酒!
いやぁ~考えたものだ!

そして、“Corinthians”チームがゴールすると、興奮したファンが大声で
ゴ~~~ル!の大合唱。
そこまでは良かったが、、、興奮した後ろの座席のファンが、何やら飲み物
を振りまいたらしく、それが我々家族の頭の上に落ちて来てビショ濡れ!
これには参った! 参った!
とにかくあの興奮状態はただ事ではない、、まるで半狂乱状態!

その日の試合では、幸い “Corinthians”が目出度く勝利、、、
そして帰宅するべく駐車場へ向かったら、大勢のファンに揉みくちゃに
されながら、、、やっと自分の車に辿り着き、やっとの思いで大群衆から
離れる事ができた。

後日、友人に聞いたら、、、試合終了後が一番危険で、ヘタすると試合に
負けた方のファンから囲まれたり、投石されたりするらしい!?
だから、って訳ではないけど、、、その後のブラジル生活でのサッカー観戦
はスタジアムではなく全てテレビ観戦!

ここで思い出したのが、、、
1979年以降、私はサンパウロの日系電機メーカーに勤務していて、、、
その頃にあった、ワールドカップ’82年スペイン大会 だったか?
’86年のメキシコ大会 だったか? 忘れたけど、、、、

そのワールドカップでブラジルが試合する当日、前回書いたブラジル全国
の会社は休日にするだろうが、我が社は日本の会社なのでどうするか?
当時、会社の工場責任者だった私は、ブラジル人社員、工員たちを休みに
するか? 否か? 上司に相談した結果、、、?

工場の就業時間中で、ブラジルが試合する時間帯だけ特別休憩時間と
する。そして工場内の食堂を利用して、そこに我が社の製品であるテレビを
数台セットして、工場の全従業員、当時約800名に観戦させる、、と決定!

特に自分の家にカラー・テレビを持っていない貧しいワーカー等は
大喜び! 私も工場責任者として、自分が何となく良い事をしたような?、、
そんな気分になった事を憶えている。

そして、いよいよブラジルが試合する時間、私も含めて全社員が大食堂に
集まり試合観戦!
案の定、ワ~~~ッ!と全員大騒ぎ!
ましてはブラジルがゴールすると、男の子達はもちろん、女の子たちも
食堂の長い机(食卓)の上に乗って足をバタバタ、、、、、
とにかくドンチャン騒ぎ! 

覚悟はしていたけど、注意したり怒る訳にもいかないし、、、
中でもビックリ仰天したのは、仕事中は内気で滅多にしゃべらない様な、
おとなしい男の子や女の子でも、この試合中だけはまるで別人の様に
なって大騒ぎ!
これにはホント驚いたし、改めてブラジル人が心底サッカーを愛している
事を実感!




それやこれやを考えてみると、、、
ブラジルなど中南米諸国だけでなく、ヨーロッパでも開発途上国とか中小国
では、サッカーは単なるスポーツではない!
国の威信をかけた国家的イベントであり、それはサッカー選手だけでなく、
国民全てがサッカーを精神的支柱とし、ナショナリズムを駆り立て、、、
そしてサッカーを人生の一部の様に考えている。

昔、サッカーの試合が原因で戦争まで引き起こした国も有ったし、、、!
とにかく 日本人が考える様な、単なるスポーツの一種ではないのだッ!

◎それでは、、、
今6月15日 9時AM、間もなく“2014 FIFA World Cup”で、我が日本代表が
西アフリカのコート・ジボワールとの初戦が始まる!
単なるスポーツとして楽しもう!



また次回に続きます。

以下、過去の関連記事。
  今日の独り言 (2002.7.3、6.28、6.19、6.12 各記参照 )
  日本のサッカ-界
   スポーツ嫌いのサッカー評
   これでいいのだ!
   日本人の“へりくだり”
   本田のどこが良いの?

ブラジル関連の 我輩はハゲである!(6)~(11) 、もご覧あれ!

また、このブログ記事本文の左側に有るINDEX項内、、、
  ※“ブラジル行”シリーズ” もご覧下さい。

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