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2013年10月 7日 (月)

懐かしの映画(25) 『アラビアのロレンス』

今日10月7日から“長崎くんち”、、、あぁ~帰りたいな~! 

最近の洋画の中にも良いもの、面白いものが有るんだろうが、、、
テレビで観る限り、あまり私の印象に残るような映画はなさそう?
やはりどうしても自分が昔、若かりし頃に観て印象に残った、、、
今では 古臭~い映画 だけど、そんな映画が好きだ。
その意味では、もう一つの 趣味、そして 音楽 も同様だ!

映画は、若い時と違って、今のような爺ィーになってから再度同じ映画をDVD等で観ると、またその感じ方、印象がかなり違う。いずれにしても
独りで懐かしがって、独りでノスタル爺ィーに浸って、独りで悦に入って、
好き勝手な事を書いているので悪しからず!
尚、この“懐かしの映画”シリーズ全てのデーターなどは、主にDVDやネットのWikipedia 等を参考にしている。

てな訳で、今日の“懐かしの映画”は、、、、、

『アラビアのロレンス』(Lawrence of Arabia)

Top監督:デヴィッド・リーン
(この『アラビアのロレンス』と、あの 『戦場にかける橋』
 アカデミー監督賞を受賞)
出演: ピーター・オトゥール、アレック・ギネス、
アンソニー・クイン、オマー・シャリフ、ジャック・ホーキンス他
音楽: モーリス・ジャール
製作:英国、 公開:1962年12月、 配給:米コロンビア映画


この映画は一口で云うと、オスマン・トルコ帝国からのアラブ独立闘争
(アラブ反乱)を描いた歴史戦争映画で、その辺りの中東の歴史を知る為
 の教材にもなる良い映画!^_^)

主人公のロレンスとは? 実在のイギリス陸軍将校でアラブ国民から英雄と謳われた  トーマス・エドワード・ロレンス  の波乱の半生を雄大に描いた70ミリスペクタクル映画の傑作。

主人公ロレンスのイギリス片田舎でのバイク交通事故死のシーンから始まり、、、、、過去に愛するアラビアで過ごしたが、最後は失意の内にアラビアを去る事になる迄を、、、3時間以上の超長編大作で雄大に描く。
だから 観る方も気張って観なきゃ~ならんのだッ!^_^)
バックに流れるスケールの大きいオーケストラ音楽が素晴らしい!


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映画の中で砂漠の素晴らしいシーンが沢山出て来る。その中でも、冒頭の地平線の彼方の蜃気楼が次第に黒い人影となるまでの数分間、、、。20091103101348



ロレンスがマッチの火を吹き消した後に砂漠に大きな太陽が昇る場面や、
敵の要塞を陥落したロレンスが、ラクダに乗って夕日が照らす海岸を
悠々と歩く場面など。
そして延々と続く広大な白い砂漠と地平線を背景にロレンスが跨ったラクダが駆ける場面等が名シーンとされている。
                    

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とにかく映画が3時間以上だから長い。中東アラブの歴史を少しでも知ってるか、興味がないと途中眠くなるかも、、、?
そして、女が一切登場しない! 女には理解できない男のロマン を描いた物語!(^_^)

◎物語の詳細は長くなるので書かないが、、、
時は1916年、第一次大戦頃のイギリス、フランス等と、オスマン・トルコ帝国との争いがその歴史背景としてあって、主人公ロレンスは、れっきとした
イギリス陸軍の将校。

彼は軍の中ではアラビア語に堪能で、アラブ文化にも造詣が深い。
そして何よりもアラビアを愛し、そして砂漠が大好きだった。
そんな訳で、オスマン帝国からの独立を願っているアラブの有力部族
ハシム家に対して、イギリスへの協力を取り付ける秘密工作の命を受けてアラビアへ渡る。

イギリスは、大部族ハシム家の長に、オスマンに対し反乱を起こせば、
アラブ王国として独立させてやる、とロレンスを通じて約束させる。
しかし、結果的にはオスマンは、その後戦いに敗れ降伏するが、
イギリスは約束を守らなかった。
つまり彼の史上有名な大英帝国イギリスの”三枚舌外交” だったのだ。

アラビアでのロレンスは、オスマンに対抗するにしては、アラブ反乱軍の
非近代的な武力や、絶え間ない部族間の争い に失望!
(こりゃ~、イスラム圏などアラブ民族、って~の今でも同じだね!)

イギリス軍は自軍の武器による指導と訓練を提案したが、ロレンスは自身もアラブ民族の衣装に身を包んで戦うなど、ゲリラ戦を主張して他の部族
などと協力しながらオスマン帝国に対抗して最後は遂に勝利を勝ち取る。

しかし、その後も相変わらずの種族間争いが起こる等々、、、そして本当にアラビアを愛するロレンスは、大アラブ王国 を支持し奔走するが、、、
自国イギリスなど大国の思惑との狭間で次第に政治的に孤立した存在となっていき、最後は失意の内に帰国する事になる、、、、、
そして冒頭のバイク事故で死亡!

イギリス人 ロレンスは、アラブを心の故郷とし、砂漠をこよなく愛したが、
自身のアイデンティティーをいくら砂漠に求めても、その白い肌は受け入れられなかった。監督D・リーンは、そんなロレンスの苦悩と挫折を雄大なスケールで描いた映画芸術の集大成!

◎映画の予告編⇒http://www.youtube.com/watch?v=-tZEfARQNbU
◎もう一本も⇒http://www.youtube.com/watch?v=hErIZ8i0PrY

またこの映画は主演の ピーター・オトゥール はアイルランドの俳優らしいが、ほとんど馴染みがない?
しかし共演者の、、、、、
アレック・ギネス (『戦場に掛ける橋』、など)、
アンソニー・クイン (『道』、『ガンヒルの決闘』、など)、
オマー・シャリフ (『ドクトル・ジガコ』、など)、
ジャック・ホーキンス (『ベン・ハー』、など)、配役が超一流で素晴らしい!

◎余談だけど史実の“三枚舌外交”とは、簡単に云えば、、、
1:上記のアラブの有力部族ハシム家を唆せ、騙して、オスマン帝国に対して反乱を起こさせた。

2:第一次大戦後フランスとの間で、オスマン帝国領、つまり今のトルコを、イギリス、フランス、ロシア で山分けしようと密約を交わしていた。

3:アメリカのロスチャイルド家に、ユダヤ人が戦費を賄ってくれたら、パレスチナにユダヤ人国家建設を認める、つまりイスラエル建国。これが現代まで続いている云わずと知れたパレスチナ問題。

そして、この結果、イギリスは、スエズ運河、ペルシャ湾(石油運搬の為)にイラク北部を委任統治、、、という形で有利に自国の権限下に置く事に成功。

イギリスと云えば、、、日本人は何となく好感を持ってるけど、昔の大英帝国はインドをはじめ、世界中に植民地を持ち、現地から搾取し、中東でもこの映画に有るように、アラブなど弱小国を蹂躙してきた 野蛮国だったのだッ!

◎話が飛躍するが、、、

私はシナイ半島や今のサウジ・アラビアを舞台にした、この『アラビアのロレンス』 を観て以来、19世紀のイギリスがどれだけイスラム、アラブ諸国を蹂躙し、特に第二次世界大戦以降、今度はアメリカやフランスが中東の石油を狙ってイスラム諸国をその覇権下に置いてきたか、等など考えるようになって、、、過去こんな事も書いていた。
『ここは地の果てアルジェリア』『(追) ここは地の果てアルジェリア』


◎以下、これまでに書いた“懐かしの映画”シリーズ
(25) 『アラビアのロレンス』

(24) 『リバティ・バランスを射った男』 
(23) 『ヒッチコック特集』 
  (「めまい」、「サイコ」、「鳥」) 
(22) 『ゴッドファーザー』 
(21) 『荒野の決闘/OK牧場の決闘』 
(20) 『太陽がいっぱい』
(19) 『ソフィア・ローレン特集』 
  (「島の女」、「楡の木陰の欲望」、「ひまわり」) 
(18) 『マリリン・モンロー特集』
     (「ナイアガラ」、「帰らざる河」、「バス停留所」)
(17) 『ジェームス・ディーン特集』
     (「エデンの東」、「理由なき反抗」、「ジャイアンツ」)
(16) 『チャールトン・ヘストン特集
    
(「十戒」、「大いなる西部」、「ベン・ハー」、「猿の惑星」)
(15) 『眼下の敵』 
(14) 『戦艦ポチョムキン』
(13) 『黄金の腕』
(12) 『片目のジャック』
(11) 『白鯨-Moby Dick』

『懐かしの映画,もろもろ談義』

(10) 『真昼の決闘』 
(9) 『黄昏』 
(8) 『死刑台のエレベーター』 
(7) 『渚にて(On the Beach)』 
(6) 『禁じられた遊び』 
(5) 『捜索者』 
(4) 『カサブランカ』 
(3)  『シェーン』 
(2)  『自転車泥棒』 
(1)  『駅馬車』

◎上記以外で過去に書いた映画関連の雑記事。

エマニエル夫人 死亡!
映画監督 若松孝二
11・25自決の日
刺青、入れ墨、TATTOO
時代劇もろもろ
ロマン誘う タイタニック
蝉が鳴かない?
ベン・ハーと忠臣蔵
/クロッシング
父の日のTVドラマ
悪人?も地元では人気者だった! 

◎コメントを読んだり、書いたりは こちら からどうぞ!

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