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2012年10月17日 (水)

山中教授

医学とか生理学とか、もともと人間の身体とか、イヤ生き物自体に興味がない ので、この手の話にはほとんど無頓着だけど、、、今回ノーベル医学生理学賞を受賞した山中教授について、、、。

自分の理解の為に、山中教授が造り出した iPS 細胞とは? 改めて調べてみたら、、、人工多能性幹細胞、また誘導多能性幹細胞、英語:Induced pluripotent stem cells)の事。、、、これだけでは何の事やら チンプン・カンプン?

そもそも生物の身体を構成する体細胞へ、数種類の遺伝子を導入することにより、さまざまな人体組織や臓器に成長する可能性を秘めた幹細胞で、新型万能細胞とも呼ばれ、病気やケガで傷ついた身体を蘇らせる 「再生医療」の切り札 とか、、、まだ何だか良く分からないが 凄い事ではあるようだ!

だから理屈の上では、さまざまな臓器・組織を作り出すことが可能だが、遺伝子を使う作製法では、身体の中で秩序をもって成熟してきた細胞に、遺伝子を送り込むのだから、細胞に元々ある遺伝子の働きがおかしくなったり、送り込んだ遺伝子が悪さをする可能性がゼロではない。遺伝子を送り込むのにウイルスを使うことから、このウイルスが染色体に変異を誘発し、さまざまな危険性も云われているらしい。(ウィルスを使わない方法も有るらしいが?)

現段階ではiPS細胞の人間への応用に関して、安全な方法を求めて研究は進んでいるが、山中教授も 「成果を待ち望んでいる患者さんのために、今後10年間は研究に没頭できる体制が必要」 と訴えている。

さらに、ノーベル賞受賞に対して 「受賞して非常に大きな責任感を感じている。iPS細胞技術はまだ新しい技術で、医学や創薬で大きな可能性があるが、まだ医学や新しい薬の開発に役立っていない。」、とも述べている。

この言葉は非常に重みが有ると思う。つまり基礎研究が応用されて、実際の医療に役立ってこそ初めて有意義な事、と断言しているのだ。これは全ての科学技術の研究に云える事だが、往々にして基礎研究や理論証明だけで、偉そうにしている 単なる学者バカ が居る中で、教授の話には非常に感銘を受けた。

また受賞決定後の記者会見で、「日の丸のご支援」 があったと日本政府に感謝の言葉を述べた。しかし自民党政権時代は2700億円あった内閣府の最先端研究開発支援プログラムは、民主党政権になって1000億円に大幅な減額 を余儀なくされた。当然この中には山中教授らの生理学研究分野も含まれたでだろうし、そしてあの スパコン「京」 も! またここであの蓮舫チャンを思い出したのだ!^_^)

これに対してあの時、山中教授は他の研究者らとともに会見を開き、日本は海外より10~20年遅れた環境で研究しているとして、民主党の仕分けを「想像を絶する事態」 だと強く批判した。

その所為か否か? プロジェクトの予算は結果的に削減されなかった。山中教授の8件のプロジェクトは、最大枠の50億円が確保されたが、もし以前のプログラムのままなら、150億円が充てられた可能性がある。 それだけに、山中教授が今回国の支援に感謝を述べたことは 「痛烈な皮肉?」 とも思えるけど?

学者や研究者がいい加減な税金の使い方をされても困るが、そうではない本当に真剣な基礎研究の取組に対しては金を惜しんではならないだろう! ただ悪評判だった上記 「事業仕分け」 も、各研究の目的や金の使途が再チェックされた機会になった事だけは意味があったかもな~!? 

今後、この分野の研究がさらに進んで、人工的に人間のあらゆる臓器を造る事が可能になれば、それこそクローン人間や完全なサイボーグを造る事も夢ではなくなる訳で、、、考えただけでもそら恐ろしや!

それはさておき、、、このニ、三日ニュースで話題になっている「既に人の心臓治療にiPS細胞を臨床応用した!」、と真偽のほどが怪しい話が突然勃発! 医者でもないのに医者の振りをするヤカラは昔から居たが、この人もそんな類の人間か? はたまた功名心を焦っての勇み足か? 研究者とか学者の世界、って~のはどうも分かり難い。

それにしても報道がここまでいい加減って云うか、確証も取らずに 垂れ流しの報道をする事は捏造にも等しい大きな罪!

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【注】下段の各≪写真集≫は2019年3月以降、現サーバーの改編で継続不可となりました。従って多数写真のアップはブログ記事内で紹介しています。