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2012年8月24日 (金)

精霊流し!

もうお盆は過ぎたけど、、、長崎の友人が 精霊流し の写真を送ってくれたので、さっそく HPの表紙 に載せている。

長崎では精霊流し と云うが、全国的には 灯篭流し と云ってお盆などに故人の霊を慰めるために、灯篭を川面や海上に流したりする行事だろう。しかし、♪去~年のあ~なたのお~もいでが~♪、さだまさしの唄で有名な 長崎市の精霊流し は全国のそれとはかなり異なる。否ゼンゼン違う!800pxseirei2

その由来は中国から伝わったもの。つまり江戸鎖国時代、唯一の海外交易の場だった 港町長崎 には南蛮人に混じって沢山のシナ人も在住していた。そんな所から長崎だけに伝わった風物詩!(しかし、調べてみたら中国のお盆ではそんな風習はないみたいだけど?)

初盆を迎えた故人の家族らが、盆提灯や造花などで飾られた 精霊船 (しょうろうぶね) と呼ばれる“船”に故人の霊を乗せて、海岸近くの 「流し場」 と呼ばれる決められた場所まで運ぶ。毎年8月15日の夕刻から開催され、爆竹の破裂音・鉦(銅鑼)の音・掛け声が交錯する大喧騒 の中で行われる。爆竹は、中国が起源なので 「魔除け」の意味であり、精霊船が通る道を清めるためらしい? この爆竹の連続破裂音は初めての人は機関銃の乱射か?と、ビックリ仰天する筈だ。とにかく凄まじい!Img_0404

 

初盆でない場合は大きな精霊船は作らず(初盆でも経済的に余裕がなければ?^_^)、図の様な片手で持てる小さな舟形か、藁を束ねた小さな菰(こも)に花や果物などの供物を包み、流し場に持っていく。A184_z1

 

 

私の子供の頃の精霊船は、街中を練り歩いた後、最後は長崎港に流されていたが、現在の精霊船は、環境汚染の問題も有って、実際には海には流さず決められた 「流し場」 で処分されている。(古い長崎人としては情緒がないけど!^_^) 

精霊船の本体は大きいものになると大型トラック程の大きさや、二連三連トレーラーの様な大掛かりな船も有って、両舷サイドに多数の提灯が飾られ、中には個人の好物だった食べ物など供物を盛り沢山乗せる。(そんなのは費用が数百万円も掛かる!)Img_0401_2

派手な祝いで有名な 名古屋で結婚式 を挙げ、最後に派手な 精霊船お盆の長崎 で死んだら、、、その家はお金が幾らあっても足りないだろうね?  私ャ~逆に長崎で結婚したけど、名古屋で死ぬ予定なので心配ないね~!^_^)

また船体の後部は馬の尻尾の様に、藁などで飾られている。0091

 

 

異様なのは船の先頭部。ここは船体に対して不釣り合いなほど大きなラッパ状の船首が取り付けられ、Img_0402_2
中には蝋燭が灯され、前面にはその 家の名前か、南無阿弥陀仏、または西方丸 等と書かれている。

 

長崎市の精霊船は日本各地のいろんなお祭りの山車(だし)に似て、派手な造りなので、よく 「祭り」 と勘違い されるがそうではない。あくまでも故人を追悼する 仏教の行事 なのだ! (従って長崎のクリスチャンのお盆は墓参りだけ!)

また、故人の霊を祀るお盆の灯篭流しは、本来静かに執り行うはずだけど、長崎の精霊流し はド派手に、しかし賑やかな中にももの悲しさが漂う! それを上手く表したのが、さだまさし♪去~年のあ~なたのお~もいでが~♪

まぁ~船体が大きいものほど金持ちの家ではあるが、それだけ見栄も張りたいのだろう! いづれにしても全国でも珍しい行事であり、まだ見物した事がない人は来年はぜひ一度ご覧あれ! そう云う私自身も20年以上、生で見てないけど!
10月の「おくんち」と並んで懐かしいふるさとの思いで!

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◎“さだまさし”の精霊流し、動画で聴けるかも?⇒http://www.youtube.com/watch?v=tUyWnuYvdBc

◎今年2012年の精霊流し⇒http://www.youtube.com/watch?v=CPWUgW9D2-c 

◎コメントを見たり、書いたりはこちらからどうぞ!

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