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2011年10月31日 (月)

懐かしの映画(11)『白鯨-Moby Dick-』

今日の「懐かしの映画」シリーズは 『白鯨』 。原作:メルヴィルの小説『白鯨-Moby Dick-』をモデルとしてジョン・ヒューストンが監督、そして大好きな男優の一人、グレゴリー・ペック主演、1956年の異色作で俗に云う海洋スペクタクル映画。この映画も確か私が20歳頃に観たが、19世紀の西部劇時代に西部劇ではないアメリカの別の社会を知った印象的な映画だった。前記「黄昏」と同じく!

Moby_dick3 物語、、、舞台は19世紀の米国マサチューセッツ州のとある漁師町。捕鯨家のエイハブ船長(グレゴリー・ペック)は、以前足を食いちぎられた恨みの宿敵である白鯨(モービー・ディック)を追うことを己の宿命と定めている。そしてその条件で、一クセも二クセもある荒くれ船乗りたちを集めていよいよモービー・ディックを求めて出航、、、。

彼等が乗った船は捕鯨船と云っても帆船、出港して間もなくエイハブは全員を集めて改めて叫ぶ。「お前達が探すのは白い大きな鯨だ。良く見張れ!」、凄まじい形相で、「俺の足を食いちぎったあのモービー・ディックを世界の果てまで追い詰めるのだッ!」、、と。船員の一人が「本能で動く生き物を憎むなど、神への冒涜です。」と諭すが彼は聞く耳を持たない。

途中、鯨の大群を発見。銛を打ち込み追跡、格闘の末、周囲の海を血に染めながらも最後には仕留めて男たちは大喜び! 鯨は解体され、脂肪を煮て純粋な油を採る。そして骨は海に捨てる。その作業は重労働だったが1000軒の家の火を灯し、時計を動かし、また頭髪に塗る香油にもなったとか?、、、しかしエイハブは普通の鯨には全く関心を示さない。 

また途中で大嵐が来たり、エイハブ船長と船乗り達のいろんな葛藤もある、、、が、やがて嵐も去り、青空の静かな海、、、そこに凄まじい潮を噴く白い鯨モービー・ディックが遂にその巨大な姿を現した! 男たちは銛をモビー・ディックに次々と撃ち込む。ロープが引きずられボートごと海の中に持っていかれた、、、。

Moby_dick4エイハブはモビー・ディックに飛び乗った。そして何度も銛で突き刺す。海の中に沈んだモビー・ディックが再び海上に姿を現した時、男たちは見た。白鯨の腹にロープで結わえ付けられたエイハブが手招きしているその凄まじい形相を! 「死んでも手招きしてるぞ、引き上げよう!」、皆は完全に怖気づいていた。

そして、今度はモビー・ディックが襲い掛かってきた。船乗り達のボートは次々と沈められ、モビー・ディックは捕鯨船にも体当たりを喰らわせ、木っ端微塵にしてしまった、、、真に呪われた船だった! たった一人だけが助かって後世の白鯨伝説の語り部になったとか?

執念のエイハブ船長を演ずるグレゴリー・ペックがバツグンの演技、また今時のCGではなく、それ以上の迫力で迫る当時の特撮技術に改めて驚嘆。

ここで思い出すのは近年の反捕鯨運動。国際的な取り決めに従って実施している日本の調査捕鯨に理不尽に抗議するオーストラリアを筆頭に、グリンピース、シーセパード、など自然保護、動物保護団体の一連の狂気じみた反捕鯨運動 に以前からムカついていたが、いつだったかのテレビニュースで知った和歌山県の何とかと云う小さな漁村で行われているイルカ漁をとらえた映画、『ザ・コーヴ』 を全編観てはいないが、そのヤラセ的作品の断片に接して憤慨!

他国の食文化にクレームする彼らの理不尽で子供じみた反対運動、そしてその陰に隠された政治的な意図などなど、、、改めてその根の深さを思い知らされた。映画 『白鯨-Moby Dick-』 は動物愛護の考えなんかは微塵もない時代だったが、19世紀頃は欧米、特にアメリカも捕鯨は盛んだったのだ。ただ日本みたいに食糧としてなかっただけ!

◎YouTubeで観れるかも?⇒http://www.youtube.com/watch?v=a7dSTdHziMs

◎過去の“懐かしの映画”シリーズ
(10)『真昼の決闘』
(9)『黄昏』
(8)『死刑台のエレベーター』
(7)『渚にて(On the Beach)』
(6)『禁じられた遊び』
(5)『捜索者』
(4)『カサブランカ』
(3)『シェーン』
(2)『自転車泥棒』
(1)『駅馬車』

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