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2009年8月11日 (火)

懐かしの映画(7)『渚にて(On the Beach)』

東海地方は例年より遅れて8月2、3日頃にやっと梅雨明けしたらしい! いよいよ猛暑、烈暑、極暑の連日だ。それにしても、ここ名古屋近郊は夏は沖縄より暑く、冬は北海道より寒いらしい? いやはや年寄りには住み難い土地柄!

8月と言えば6日広島、9日長崎の原爆記念日、そして15日の終戦記念日と毎年忘れられない日がやってくる。しかし原爆も戦争もその語り部である体験者が高齢になって年々少なくなるに伴い、あの悲劇も風化しつつあるのが現実で、この時期のテレビの戦争関連放送も以前よりも少なくなったような気がするけど?

そこで今日の「独りで懐かしがって観る映画(7)」は、前回の『禁じられた遊び』に引き続きの反戦映画で、たしか私が25歳頃に観たような古~い映画、それは、、、『渚にて(On the Beach)』、と云う1959年のアメリカ映画。

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監督スタンリー・クレイマー、主演グレゴリー・ペック、エヴァ・ガードナー、フレッド・アステア、アンソニー・パーキンス など豪華キャスト。 

 

これは’59年の作品 で近未来1964年に第3次世界大戦が起こると云う設定。この映画は派手なアクション 戦闘場面など一切無く、人物描写だけで原水爆の恐ろしさをヒシヒシと伝える映画だった。それも爆発瞬間の破壊力よりも、その後の放射能汚染に題材をとったところがミソ! 米ソ冷戦の真っ最中に出来た示唆に飛んだ作品。  

第3次世界大戦は原水爆による全面戦闘で地球上の北半球が絶滅し、やがて死の灰は南半球にも迫っていた。米原子力潜水艦艦長(グレゴリー・ペック)は、難を逃れて地球上最後の都市、オーストラリアのメルボルンに入港。そこで登場人物がいろいろ出てきて、いろいろ有るがその辺りは省略して、、、と。

主人公の潜水艦は壊滅したはずの米国本土からの不振な無電を受信して、その発信元を調査すべく米国向け出航。到着したサンフランシスコは死の町と化していた。人っ子一人いないサンフランシスコは不気味! 死滅したはずの町から発信されている無電を調査した乗組員は、それが風のいたずらだった事を知り、艦はメルボルンに帰港。やがてオーストラリアの諸都市も次々と死滅していく。

いよいよ、メルボルンにも最後の時が近づいてきた。街では自殺用、安楽死用の薬が配給されたり、艦の若い下士官(アンソニー・パーキンス)は身を切られる思いで妻子を納得させ、生まれたばかりの赤ん坊の分も薬を与えた。ある者は自動車の排気ガスで自殺したり、、、。一方、主人公の潜水艦はアメリカに帰国することが決定し、メルボルンで知り合った彼女(エヴァ・ガードナー)への想いを断ち切って艦に乗リ込む。出航を知った彼女は“渚にて”いつまでも、いつまでも潜水艦を見送った、、、艦は一路、死の海に向かって、、、。

映画の中で流れる オーストラリアの民俗音楽“ワルチング・マチルダ”
http://www.youtube.com/watch?v=jqhk3vmTPNw

が大変印象的で、この映画で一躍有名になった。反戦映画としてもヒューマンドラマとしても素晴らしい出来栄えの映画だった。

映画は全編、じわじわと人々の絶望感を煽るような効果と、かと言って暴動を起こしたりせず、静かに残りの日々を如何に生きるか、人それぞれの動きを描いているところが素晴らしい。またラストのメッセージが強烈なインパクトを与える。“There is still time、、、(今ならまだ間に合う!)” と、、、しかしこの映画の設定年’64年から既に40年以上も経って人類は未だ懲りずに、、、!

◎YouTubeで観れるかも?⇒ https://www.youtube.com/watch?v=l_o8vX8lGss

◎もう一本見つかった!⇒http://www.youtube.com/watch?v=bfP1FCJTlo0

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