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2009年7月 8日 (水)

懐かしの映画(3)『シェーン』

雨、雨、雨の毎日にウンザリ! そう云えば昨7日は七夕まつり! たまにはHP表紙写真も変えねば、と昨年撮った安城七夕まつりの古写真8枚。

さて次なるDVDで観る懐かしの映画は 『シェーン』。前記の『駅馬車』や『自転車泥棒』はあまりにも古過ぎて知らない人でも、この『シェーン』の名前ぐらいは聞いた事があるだろう?

Shane4Shane5

ワイオミングの山々に囲まれた詩情豊かな風景と“遥かなる山の呼び声”の主題歌はあまりにも有名。

音楽のヴィクター・ヤング と云う人はこの映画で初めて知った。監督ジョージ・スティーヴンス、主演アラン・ラッドで1953年頃(昭和28年)の作品。これも私が中校生の頃観た古~い名作西部劇。

物語は流れ者のガンマン、シェーンが旅の途中、水を求めて立ち寄った一軒の農業開拓移民の家。夫婦と息子の親子三人で慎ましく生きている家族の温かい雰囲気に触れた独り者の風来坊シェーンは、一家の主人の勧めもあってこの家に住み着くことになる。一家の主人や息子との友情に加え、この家の奥さんとも密かに心を交わすようになる。また初めは疎まれた周辺の村人達にも自然に認知されるようになる。

印象的なシーン二箇所、、、一家の男の子から拳銃の使い方を教えてくれ、と云われたシェーンは初めは断っていたが「拳銃の持ち方、使い方は人それぞれで決まってない、だが自分はこう使う!」と云ってカッコ良い早撃ちを披露する。

Shane2これが日本だったら 「拳銃はこう使う!」とか画一的に教えるのだろうが、そこのところが個人の特性を生かすアメリカ的な教育なのだろうか?

もう一箇所は、拳銃の持ち歩きに批判的な奥さんに対してシェーンが云った言葉、「銃は包丁やカマと同じで単なる生活の道具!」、これこそナイフでも使い方によっては凶器になるよ、とシェーンは云いたかった訳で当時の治安が悪かった頃の西部では銃は必需品だったって事だろう。その考え方が現代でも続いているアメリカ銃社会。

話を戻して、、、ここでお決まりの悪人登場! 悪人一家の設定はこの土地に誰よりも早く移住して来た開拓民一家で、何故悪役かと云えば、周辺の土地を自分の持ち物として独占し、他の移住者の土地取得を認めなかったから! 余談だが当時1800年代の西部開拓時代の地権は早い者勝ちだったのだろうか? 映画の中で当時のアメリカ政府は、地権は開拓者全てに平等に有る、と説明させてはいるけど?

それはさて置き、結局この悪役一家 VS シェーンを含む一家と周辺村人達の対決シーンが随所に出てくる。悪役一家は折に触れ善良な村人達にイジメや嫌がらせ、さらには村人の一人を殺してまでこの土地から追い出そうとする。村人達の中には命には代えられない、と泣く泣くここを離れる者も。

そこで正義感が人一倍強い一家の主人が中心となって、村人達とミーティングを開き対処方を話し合う。つまりどうすればせっかく手に入れ、気に入ったこの土地を離れなくて済むか? 自分の身は自分で守ろうと云う、今時の何処かのノーテンキな国とは違う発想!(^_^)  さらには一致団結して「悪」と戦う、と云う姿勢がアメリカ民主主義の源泉でもあるような? また前記アメリカ銃社会が問題視されるが、こんな歴史を考えると、さもあらん、って感じかな~!

又もや脱線したので話を戻して、、、結局流れ者のシエーンもこの一家に世話になっている成り行き上、この紛争に巻き込まれてしまう。イヤ何とか自分が世話になった一家に恩返しがしたい、村人達の力になりたい! と、引き止める一家の主人を殴り倒してまで最後に一人で悪人一家が雇った殺し屋ガンマンと一対一の対決! 

ここでカッコ良い早撃ちで相手悪役 ジャック・パランス を倒す。このシエーンの早撃ち技は映画とは云え、後の世のガンマンが二挺拳銃が主流だったのに比べて、たしか初の正統派一挺拳銃早撃ちだった。また主人公シエーン役のアラン・ラッドはもちろん、殺し屋ジャック・パランスの悪役ぶりが印象的だったのでこの映画で名前を覚えたが、その後の彼の映画でも常に個性が強い役柄作りで大好きな俳優の一人。

一対一の対決には勝ったシエーンだったが、同時に撃った相手の弾か、その直後の悪役一家の親分が撃った弾か? で負傷してしまう。つまり決闘の後、一部始終を見ていた男の子が話しかけても左腕がダラリと下がったまま、さらに「血が出てるよ!」と男の子から言われるがそのまま馬上の人となって高原を去って行くラストシーン!

Shane←そのシーンで男の子が 「Shane !  Come back!」 と叫ぶところが有名で印象に残る。また去って行くシエーンがこの時、馬上で既に死んでいたのでは? と謎めいたラストシーンも当時話題になったものだ。
←下の写真は、その同じ場所の現在の光景!
そこは グランドティトン国立公園、Antelope Flats Road
付近とか!

以下の作者から提供されました。
http://interesting.world.coocan.jp/hphp/i/place/monumentvalley/

長年の放浪生活からせっかく足を洗えるか? と淡い期待を抱いたシェーンだったが、こうして人殺しをした以上、ここには住めない、と寂しい決断をした訳だ。つまりこれは銃による解決の時代が終わった、って監督ジョージ・スティーヴンスが云いたかった、と思うのは私の深読みか?

『シェーン』 を今また改めて観てみたら、ジョン・フォード、ジョン・ウェインの男臭い西部劇とはこれまた一味違う別のもの、いろいろ示唆に飛んだ、考えさせられる事の多いやっぱり名作西部劇だった。

◎YouTubeで観れるかも?⇒http://www.youtube.com/watch?v=SWdPmapuOd4

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