2012年5月16日 (水)

“音を楽しむ徒然語り” 最終回

前回までは主にジャズの話、そしてこの最終回ではジャズ以外の音楽全般の話でこのシリーズの終わりとします。

最後に話をガラッ! と変えて、、、

以上の様に、私は今現在でも前記したような類のジャズが一番好きではあっても、実際にはそれほど音楽のジャンルにはこだわっていない。 まぁ~好きなジャンルを順に挙げると、、、、、

①新旧ジャズ一般(特に60年代以降の前記したような類のジャズ)
②昔のラテン系やポピュラー系
③クラシック音楽(特にピアノ協奏曲)
④日本の歌謡曲(特にムード歌謡?^_^)、、、とそんな順になりそう。

ここでムード歌謡とは?、、、Wikipediaによれば、ハワイアン、ジャズ、ラテンをベースにした歌謡曲であり、いずれもダンサブルな音楽とか。例えば解散したクール・ファイブ、コロラティーノ、マヒナヒターズ、東京ロマンチカ、ロス・プリモス、ロス・インディオス等々、、、カラオケで唄うのは大体こんな歌が多い!^_^)

逆に聴きたくもない、聴いても楽しいと感じない、何処が良いのか分からない ジャンルの音楽としては、、、、、

①日本の昔からのフォーク系
 (例外として“さだまさし”は比較的良いと思うけど、他はゼンゼン!?
    因みに昔から洋楽のフォーク系もあまり好きではなかった。)
②近年の洋楽で“ポップ・ミュージック”、“ニューロック”?系、ほぼ全て。
③近年の日本の“J-POP”系、これもほとんど全て、、、。
④日本の昔からの自己満足的なシンガー・ソング・ライターの類、、、。

また、ジャンル的には何処に入るのか知らないけど、、、尾崎 豊とか、徳永なんとか? 団塊世代とそれ以前の人達は大好きなようだから、私も聴いてはみたけどその良さがゼンゼン分からない。(これって私の歳のせい?) 

こんなの聴くぐらいなら、布施 明 とか前川 清 とか聴いてた方が良い。あるいは由紀さおり・安田祥子の“日本の童謡/唱歌”を聴いてる方がよほど癒される。また最近の演歌を除く歌謡曲、流行歌も好きになれない。しかし演歌はド艶歌でない限りまだまだ聴けるのだ!^_^) (これも年齢のせい?)

ところで、、、このシリーズの冒頭でも書いたが、ごく最近になって何故かまたクラシックが好きになってきたのだ! 昔有名なクラシック音楽は一とおり聴いたが、レコードを買うまでは至らず、、、ところが今はCDを買ったりしてまた改めて聴いたりしている。例えばセミクラだけど、、、、、A

◎ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
◎ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
◎リスト:ラ・カンパネラ(パガニーニ大練習曲 第3番 S.141-3)
◎バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068
◎モーツァルト:交響曲 第25番 ト短調 K.183
◎ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 Op.8《四季》
◎ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18
◎モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」
◎チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23、、、等など。

“音を楽しむ徒然語り”、最後に、、、

結局、音楽の好き嫌い、感性は各人各様で、その違いは育った環境で変わるのか? 年齢でも好みが変わるのか?、、、イヤ多分持って生まれたDNAの違いが一番大きいのでは?  私の場合は死んだ両親が特に音楽、特に洋楽ファンだった訳でもなく、ごく一般的な流行歌を口ずさむ程度だったし、、、

私自身も、軽音楽から始まりジャズに至る若い頃は、歌謡曲や流行歌の類はバカにして聴かなかったが、それでもフランク永井など、ムード歌謡的な唄は決して嫌いではなかったし、口ずさむ事もあった。だから年齢も必ずしも関係しないような??

つまり自分で思うに、、、年齢的について行けない、好きになれない、昔の唄や演奏の方が好きだ! と云う場合もあるだろうが、必ずしもそうでない場合もある。 だからこのシリーズ3でも書いたが、感性の違いは遺憾ともし難く、それはその人の持って生まれたDNAで決まってるからだろう?、、、と。

以上、音楽の話をいろいろしたが、実際には今はそれほど毎日長時間音楽を聴いてる訳でもない。ただ、今現在自分が好んで聴いている音楽が、多分死ぬまで好きで続くだろう。これからますます歳を重ねても、前記DNAによって自分の好みが変わるとは思えない。例えば今後浪曲が好きになるとか?^_^)  民謡は今でも嫌いではないけど、、、。

ただ気になるのは聴力がどこまで続くか? いずれ加齢と共に落ちるのでは? 最近テレビの音がウルサイ! と連れ合いから云われる。これって自分の聴力、特に高い周波数帯域(10Khz前後)が落ちている証拠かも? だとすると不安!^_^)

余談ながら、、、

”美空ひばり” は特にファンって訳ではないが、やっぱり日本が生んだ天才歌手、昭和のスーパー・スターだろう! 彼女本来の歌謡曲、演歌は云うに及ばず、それ以外のポップス系の歌を唄わせても、そのリズムののり、歌唱力、表現力は、そんじょそこいらの自称ジャズ・ボーカリストは足元にも及ぶまい。Stokyokid_2

http://www.misorahibari.com/flash_detect.html

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2012年5月15日 (火)

“音を楽しむ徒然語り”、その6

只今、己の回想録シリーズを書いています。今回から昔話ではありませんが、、、!

“音を楽しむ徒然語り”、その6

既に前回までに書いたけど、ジャズが好きになった経緯、そしてその変遷、、、一口にジャズと云っても25歳頃から以降現在まで、俗にいう“モダン・ジャズ” の特にピアノ・トリオを中心に聞くようになったが、もちろん二管、三管編成のカルテット、クィンテット、シックステットなど素敵な演奏が沢山あって、それら全てを主にLPレコードで、そして近年はCDで聴いていた。

ここまで書いて思い出すのは、たしか1968、69年頃だったか?(26、27歳)、彼の有名な 『アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ』 の長崎公演を聴きに行って大感激したことを憶えている。長崎のような地方都市に外タレが来ること自体が珍しくて、大金をはたいて聴きに行った事が懐かしい。Top_3

舞台のどん帳がユックリ上がりながら、“Moanin”のあのイントロ♪、、、そして幕が上り切ったらウェイン・ショーター (Tsax) など黒人ミュージシャン5人が薄暗いステージに横並び、、、あの感動に痺れてしまったのは今でも忘れられない。

昔は主にレコードでしか聴いてなかったので、そのレコード・レーベルも気になるようになって、例えば今このHPの表紙を飾っているジャケット写真の“BLUE NOTE”原盤 には良いものが多かったり、、、とか。Top_0

また同じ“モダン・ジャズ”でも私が特に好きなのは ここ に詳しく紹介してるような類のジャズで、一時期は“MJQ”(Modern Jazz Quartet) にハマったり、コロンビア時代オリジナル・クインテットのマイルス・デイヴィスや、同時期までのJ.コルトレーンが好きだったが、その後嫌いになったりとか? その理由はあまりスゥイングしなくなったためだけど!^_^)

スゥイングと云えば、、、、、デューク・エリントンの♪"It Don't Mean a Thing"♪(スゥイングしなけりゃ意味がない)、じゃ~ないけど正にその曲名とうりで、ジャズはこのスゥイング感が命! だから今では古いスタイルだ! と云う御仁も居るけど、メロに始まり~アドリブ数コーラス~そしてメロ、で終わるオーソドックスなスタイル形式で、アドリブはコード進行に基づいて歌心イッパイにスゥイングし、それにプラスしてバックでは重厚なウォーキング・ベースに、きちっとしたシンバル・ワークの4ビート・リズムが乗った演奏をするジャズが一番! そんなプレイでスタンダード・ナンバーを聴いてる時が最高に心地良くてウットリ!^_^)  だからそんな演奏だったらピアノ・トリオでなくても、プラスサックスなり、ペットなり管が入ったグループも大好きなのだ。

しかし、いつの頃からかジャズも変拍子リズムが流行ったり (とは云っても中には3/4拍子つまりワルツや、5/4拍子などで良い演奏曲もあるけど!)、モード手法とか何とか? あるいはフリー・ジャズとか何とか? そんな “ジャズは邪図”。 邪道 とまでは言いたくないけど、あまり好きになれなかった。そんなの聴いても今でも分からない? ただ疲れるだけ! 近年のジャズは特にそんな傾向が強くなって、聴いててもあまり楽しくならない。だからジャズから派生したフュージョン、ファンク、パンク、ロック、ポップなども好きになれない。

また、一時期云われていた、白人を中心としたウェスト・コースト・ジャズ (ロスなど米西海岸)、黒人を主としたイースト・コースト・ジャズ (N.Yなど米東海岸) の区分けで云うとやはりイースト・コースト・ジャズが好きだったり、、、

あるいは先にも書いたが、初期のロック系が好きだった若い頃、つまりあれはブルース・フィーリングがあるので、それは今でも大好きで、ジャズの中でも“ブルース” や “ファンキー”な感覚の曲やミュージシャンが大好き。例えばブルースでは B.B.キングなど、、、。単純なコード進行のリフが多いけど、あれが黒人の魂なのかも!?

ところで、、、アメリカで生まれたジャズも世界中にファンが広がって、特に60年代はフランス・パリや日本でも大いに流行ったりもてはやされたりしていた。そして、その日本のジャズ界も時代と共に変化してきた。現在もN.Y.や世界の舞台で活躍している日本の一流ミュージシャンも数多い!

、、、それは良いとして、日本の近年の若いジャズ・ミュージシャンの中には、やたら難しいジャズを演奏する人が目立つと感じるのは私だけだろうか? テクニック的には素晴らしミュージシャンも多いし、グループもあるが、前記した スゥイングしなけりゃ意味がない、と云いたくなるようなミュージシャンが多いのも事実。ライブを聴いてて 良く感じるのだけど!?

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2012年5月13日 (日)

“音を楽しむ徒然語り”、その5

只今、己の回想録シリーズを書いています。昔話で恐縮ですが、、、!

“音を楽しむ徒然語り”、その5

ここで私と楽器との出会いをちょっと、、、、、

就職して間もない頃、その頃は既にポピュラーよりスゥイング・ジャズが好きになっていた時期で、前記したように映画 『ベニ-・グッドマン物語』 でジ-ン・クル-パのドラムを聴いて、ドラムと云う楽器に大変興味を抱いてしまった。

素人の遊び感覚で、当初は会社のアマチュア・バンドで、後では一時期短期間だったがプロの仲間入りもして、いろいろ勉強させて貰ったけど、所詮サラリーマンの道楽の域を出なかった!(笑)

ここで、ちょっと“ドラム”、と云う楽器を紹介すると、、、

“Drums”、最後に"s"が付くのは複数の太鼓とシンバルの組み合わさったセットと云う意味で"s"が付く。打楽器、特に太鼓の中では一人の人間が複数の太鼓やシンバルを同時に叩いて演奏するのはこの“Drums”だけ!Drumset_3
日本の昔から伝わる和太鼓の演奏でも一人でこれだけ多くの太鼓や金などは叩かないだろう。
左図で説明すると、前記のディキシーランド・ジャズが生まれた頃は、スネア1人、大太鼓(バスドラ)1人、シンバル2枚を両手で合わせて叩くのが1人、計3人。これはちょうど今の小中学校のブラスバンドと同じようなものだった。やがて時代が進み図の様なセットの組み合わせが基本となった。図ではシンバルが3枚もあるが、最小でもスネア1、バスドラ1、トム1、ハイハット1、大シンバル1、の五つはドラムセットとして最低限の組み合わせ。

太鼓の音程としては下からバスドラ、バストム、トム、スネアと順次高い音程となる。もちろん各々正確なチューニングも必要!

また特にハイハット、、、前記したように大昔はシンバル2枚を両手で合わせて叩いていたが、一人の奏者が左足でペダルを踏んでシンバル2枚が重なるように工夫され、もう一方の右足でバスドラのペダルを踏んで、結局2人の奏者がやってた事を1人で出来るようになった。さらに空いた両手はスネア、トム、シンバルなどを自由に叩くようになった、、、この様にドラムはいろいろ歴史が有る楽器なのだ。

ドラム奏法の専門的な話をするガラではないが、ただ音楽の基本、メロディーの小節の区切りやその形式、ブレーク(曲の途中で止まる事)、等々曲によって各々難しい約束事を憶えなくては叩けない。また小節の構成として一般的には8小節 X 4=32小節が 1コーラスで、それぞれA、A’B、A、となっており、B部分がサビ。また12小節繰り返しのブル-ス、などなど、その他調子としては4/4拍子、3/4拍子などなど音楽の基礎の基礎を知る事は必須。

そしてドラムは一見派手に見えるが、奏者によってそれぞれ奏法も異なる。同じバンド、同じ曲でもドラマーによってはそれこそ手数、足数多く派手に叩く人も居れば、あくまでもリズム楽器である事を心得て、メインのメロディー楽器の邪魔をしない様に、裏方さん的にバックで静かに叩く人など、、、各人各様。

また、“一流ドラマー” と云われるミュージシャンは、ドラムを単にリズムを規則正しく刻む打楽器としてよりも、あたかもメロディー楽器のように 巧みに演奏する人も居る。特に近年のジャズ界ではドラムが単なるリズム楽器の域を超えて、メロディツクで複雑な奏法が主流となっている。ここで私がそんな好きなドラマーの名を挙げたいが、長くなるので止めとこう!

もう一つかじった楽器としては、、、

私がたしか27、8歳頃だった?、、、その頃は会社の仕事が出張なども有って忙しく、趣味道楽をやるヒマなどなくて、ジャズをたまに聴くだけの日々が続いていた。特にその頃は既にいわゆる“モダン・ジャズ”の特に ピアノ・トリオが大好き になってた時期だったが、そんな中、フトした事から今度はジャズ・オルガンが好きになった。そこで無謀にもキーボードの基本を憶えようとエレクトーンに123675601756916121742_p5060004挑戦したのだ!

これまた音楽の基礎がない私に取っては艱難辛苦!(笑) 先ずは楽譜、オタマジャクシの見方から始まり、コード(和音)を一とおり憶えないと、ジャズはもちろん論外、比較的コードが簡単なポピュラー・ミュージックさえ弾けない。当初はヤマハのエレクトーン・スクールに通い、後ではプロのピアニスト/エレクトーン奏者の手ほどきを受けた。

そして数年間は夢中になってしまったのだ! エレクトーンを初めて触った時も、その前のドラムで一とおりリズムの基本は分かってたつもりなので、問題はコード(和音)だった。図で基本的な話をすると、、、右手はキーボードの上鍵盤でメロディー・ラインを弾き、左手は下鍵盤でコードを弾く。そして左足で図の下部にあるベース・キーでコードに準じた低音部ベースを弾き、右足はそのベース・キー右側のぺダルを踏んで全体の音量調節、、、てな具合になる。上部キーボードの両端にある各種ボタンを操作して音色を変えたり、ドラムの様なリズム、パーカッション機能等も付いている、、、まぁ~ドラムの様に両手両足使いの忙しい楽器なのだ。

エレクトーンの良い所は単なるキーボードと違って、メロディー、ハーモニー、リズムの三要素を一人でこなせるところ。もちろんそれだけ上達してなければ出来ないが!

私はとにかく何でも凝り性で、前記のアマ無線から始まり、オーディオ、そしてドラム、エレクトーンと、、、しかし何一つホンモノにはならず、単に音楽を楽しむ素人のお遊び道楽で終わってしまった。でも敢えて云えば“何でも一とおり”は覚えたのだ!(笑)

しかし楽器はもともと基礎がないので今ではすっかり忘れてしまってドラムも叩けず、キーボードも弾けない。やっぱり楽器は若い時から、、、そしてヘタでも良いから継続することが大切。続けていればある程度までは熟せるようになる! これ経験的にホントです。

また、ドラムを習っていた青二才の頃、プロの人から云われたことは 『音楽は麻薬と同じだよ、一度その味を知ったら死ぬまで忘れられないよ!』 、、、、と、その一言が後々本当に当たってしまって、後年エレクトーンを始めた事にもなったし、、、

Dそれからまたまた時が経過して、香港時代、何十年ぶりかにドラムを演るチャンスがあって、恥ずかしながら頑張ったのだ!

 

B、、、今でもあの楽器演奏していた時のあの楽しさは忘れられない! 正に麻薬!

 

その6へ続く、、、

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